開講年度2016
科目名現代産業論B
(全)開講学科経済学科 2013年度以降入学
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者近藤 智
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 5時限
キャンパス名城公園キャンパス


サブタイトル
日本の産業構造変化と経済成長
科目のねらい
現代産業論Aでは,産業間の関係すなわち産業連関について学習した後,現代日本の産業構造について特徴と課題を整理した。現代産業論Bでは,産業および産業構造の変化と,それがマクロ経済の成長や人々の就業・職業に与える影響という,動態的(ダイナミック)な内容を扱う。
本講義は現代産業論Aでの学習と併せて,受講者が今後の我が国における産業および産業構造の変化について自分なりに検討し,それに自身がどのように対応するかという考え方をも養うことを目指す。
到達目標
(1)産業構造の変化要因について理解する。
(2)戦後日本における産業構造の推移について理解する。
(3)今後の産業および産業構造の変化とその対応について考察する。
授業の内容・
計画
1.イントロダクション 【第1講】
2.産業構造の変化要因① 供給要因 【第2~4講】
3.      〃      ② 需要要因 【第5~6講】
4.      〃      ③ 経済の国際化 【第7講】
5.日本の産業構造変化① 戦後復興期 【第8講】
6.      〃      ② 高度成長期 【第9~10講】
7.      〃      ③ 低成長期 【第11~12講】
8.      〃      ④ プラザ合意以降 【第13講】
9.今後の産業と産業構造 【第14~15講】
評価方法
(基準等)
小テスト・宿題・平常点=40%
学期末レポート=60%
授業外の学修
(予習・復習)
(1)予習
 事前配布資料には目を通しておくこと。
(2)復習
 配布資料の復習と参考書の通読を奨める。
教科書・
参考書
(1)教科書
 指定しない。
(2)参考書
 ①三橋・内田・池田『新・日本経済入門』, 2015, 日本経済新聞出版社。定価3,000円+税
 ②浅子・飯塚・篠原(編)『入門・日本経済 第5版』, 2015, 有斐閣。定価3,500円+税
 ③参照URLに掲載された諸資料
参照URL
1.内閣府・国民経済計算(GDP統計)産業別(経済活動別)のGDPや就業者数など
2.経済産業研究所・JIPデータベース日本の経済成長と産業構造変化を分析するための基礎資料
3.経済産業省・産業構造ビジョン20102010年当時にまとめられたビジョン
質疑応答
授業中にできなかった質問などは,オフィスアワーに研究室で対応する。
備考
現代産業論は発展科目なので,基礎科目のマクロ経済学(特に「国民経済計算(GDP統計)」「マクロ生産関数」)およびミクロ経済学(特に「生産者の理論」)の知識を前提とする。
画像
ファイル
更新日付2016/02/10 14:54:28