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科目のねらい | | 日本経済の歴史を概説し、現代の経済状況を歴史的視点から考察できる専門知識を身につける。 日本経済史Bでは、19世紀末から21世紀初頭までの時期を取り上げ、対外関係や政策に加えて、生産・流通・消費の諸局面を含め、多様な側面から日本経済を捉える。 |
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到達目標 | | 経済史の基礎知識を学び、現代の日本経済の状況を歴史的視角から考察することにより、自分なりの歴史観を身につけることを目標とする。細かい歴史的事項よりは、歴史的な経済事象の原因と結果の関係を理解することを重視する。そのため、成績評価の対象とする試験・レポートなどでも、その点を理解しているかを問うような課題を出す予定である。 |
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授業の内容・ 計画 | | 第1回 商法・金本位制と経済政策 第2回 産業革命と工業化 第3回 地主制と植民地農業 第4回 交通網の変化と商品流通 第5回 都市化と生活環境 第6回 ブロック経済と高橋財政 第7回 昭和戦前期の重化学工業化と戦後改革 第8回 第二次世界大戦後の対外関係と高度成長 第9回 地主制の衰退と戦後農政 第10回 大規模小売商と流通系列 第11回 大衆消費社会の実相 第12回 オイルショックと財政再建 第13回 安定成長期の産業構造 第14回 国際化のなかの日本農業 第15回 近現代日本経済史のまとめ |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験(50%)と小テスト+レポート(50%)を基本とし、それに授業態度などを加味して総合的に評価する予定です。なお、初回の授業の際に、勉強方法や評価の方法について説明しますので、初回の授業には必ず出席して下さい。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 受講に際しては、日本史の概説書を読んでおくことが望ましい。 また、講義後に自分自身で教科書を読みながら、ノート整理をしておくことが望ましい。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書は、中西聡編『日本経済の歴史』名古屋大学出版会、2013年。 参考文献は、杉山伸也『日本経済史 近世―現代』岩波書店、2012年、 三和良一『概説日本経済史 近現代』第2版、東京大学出版会、2002年。 また、必要に応じて高等学校時代に使用した日本史の図録を用意して参照することを奨励します。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 基本的には授業の終わりに質問を受け付けます。 それ以外では、オフィスアワー(金曜日12時10分~12時40分)に研究室2714で質問を受け付けます。 |
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備考 | | 1.この科目は春学期の日本経済史Aと関連していますので、日本経済史Aも履修するとより理解が深まります。 2.高校で日本史を未修の場合は、概説書などを読んで予習しておいて下さい。 3.授業中の私語、および携帯電話の操作は禁止します。 |
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更新日付 | | 2016/02/08 18:51:53 |