サブタイトル | | |
|
科目のねらい | | 財政学はきわめて実際的な科目です。財政にかかわる諸制度を理解し,その問題点を経済学的アプローチで分析します。これによって論理的思考力と問題解決力が身につきます。 |
|
|
到達目標 | | 財政支出は,基本的には,税金によってまかなわれます。しかし,日本の財政では,税金によって財政支出総額の半分もまかなえていないのが現状です。これは長引く景気の停滞による税収の不足と,高齢化による社会保障関連支出の増大が主因です。本講義では,日本の租税理論と税制を学び,高齢社会に耐えうる税制改革を検討します。また昨今,「社会保障と税の一体改革」と言われるように,社会保障財政は財政全体を左右するほど重要視されています。そこで,年金・医療・介護に関する財政問題を制度的に解説します。さらに,地方分権が叫ばれる中,国と地方との財政的関係が見直されつつあり,地方の歳入歳出構造,国から地方への補助金問題,地方税制の改革についても解説します。 |
|
|
授業の内容・ 計画 | | 1.税の役割と租税原則 2.公平な税とは 3.課税の経済理論 4.日本の租税構造 5.所得税 6.法人税 7.消費税 8.資産課税 9.年金財政 10.医療財政 11.介護財政 12.地方の歳入構造 13.地方の歳出構造 14.地方交付税と国庫支出金 15.総括 |
|
|
評価方法 (基準等) | | |
|
授業外の学修 (予習・復習) | | 予習については,テキストを一読して不明な点をチェックする程度でよいでしょう。 復習については,授業時のメモや配布資料などにもとづき専用ノートを作ってください。 |
|
|
教科書・ 参考書 | | 林宜嗣『基礎コース 財政学(第3版)』新世社,2011年,2,350円。 |
|
|
参照URL | | |
|
質疑応答 | | |
|
備考 | | |
|
画像 | | |
|
ファイル | | |
|
更新日付 | | 2016/02/10 22:42:11 |