サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 本科目のねらいは、将来、マーケティング実務においてマーケティング戦略を自ら策定し、実行するために必要な消費者行動論の知見を修得することである。 適切なマーケティング戦略の策定には、消費者に対する深い洞察が必要不可欠である。マーケティング研究の下位領域である消費者行動研究では、消費者の購買意思決定、買物行動、態度、動機づけ・関与、知識、記憶、思考といった消費者の心理的、行動的側面に関するさまざまな知見が提起されてきた。こういった消費者行動論における一般的な知見と個々の実務的文脈におけるマーケティング・リサーチ情報を活用することによって、消費者に対する深い洞察が得られ、より効果的なマーケティング戦略の策定が可能になる。 |
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到達目標 | | 本科目の具体的な到達目標は、次のとおりである。 ①消費者行動論の基礎的な理論や概念(消費者の購買意思決定、買物行動、態度、動機づけ・関与、知識、記憶、思考等に関するもの)についての知識を身につける。 ②消費社会の歴史、および消費社会論における主要な見解(消費記号論等)についての理解を深める。 ③消費者行動、および消費社会に関する知見とマーケティング戦略との関係を理解し、マーケティング戦略策定のための応用力を身につける。 |
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授業の内容・ 計画 | | 毎回、PowerPointのスライドに沿って進行し、それに対応した所定の講義ノートを使用する。授業の内容は、概ね次のとおりである。 ①消費者行動論の基礎 ・購買意思決定 ・買物行動 ・消費者の態度、選好 ・消費者の動機づけ、関与 ・消費者の能力、知識 ・消費者の記憶 ・消費者の知覚 ・消費者の思考、推論 ・消費者の感情 ・自己、および他者と購買・消費行動 ②消費社会の歴史と消費社会論 ③消費者行動、および消費社会とマーケティング戦略(STP、製品・サービス、価格、広告、人的販売、ブランド、顧客満足等) |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験の結果にもとづいて評価を行う。受講態度が悪い場合、減点を行う。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習よりも復習を重点的に行うこと。毎回の講義は、前回までの内容の理解を前提として進行する。 |
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教科書・ 参考書 | | 所定の講義ノートを使用するため、必ず購入すること。その他、復習用の文献として、下記を薦める(必ずしも購入する必要はない)。 ・田中洋(2015),『消費者行動論』,中央経済社:消費者行動論の基礎的な内容が網羅されている。難しい概念や理論が易しく解説されている。 ・守口剛・竹村和久(2012),『消費者行動論 購買心理からニューロマーケティングまで』,八千代出版:上記文献同様、消費者行動論の基礎的な内容が網羅されている。 ・田中洋(2008),『消費者行動論体系』,中央経済社:多くの概念や理論について詳細な説明があり、辞書として活用することができる。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | マーケティング論Aを履修し、単位を取得していることが望ましい。また、2年生には、マーケティング論Bを本講義と並行して履修することを勧める。 |
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更新日付 | | 2016/02/10 11:00:27 |