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科目のねらい | | この講義では、CSR(企業の社会的責任)について勉強し、CSRの基礎知識を得ることを目的とします。CSRとは、企業が利益獲得のみならず、自然環境や地域社会、従業員の人権、商品の安全性への配慮など、企業を取り巻く様々なステークホルダーとの関係を考慮しつつ、不祥事が発生しないような倫理的な行動を実現していくことです。それに対応するために、企業はCSRを戦略的に活用し、マネジメントとして組織の中で活用していこうとする動きが広がっています。例えば、企業のウェブサイトの目立つところに、企業の社会貢献や環境への取り組み、ハラスメント対策などの項目が掲載されているのも、それによって企業イメージを高めて、マーケティングやリクルーティングなどにつなげようとする意図によるものです。よって、この講義では、現在の企業のCSRの現状について学習します。そして企業にとっての社会的責任とは何かについて考えていくことを目的とします。これらは、現在の企業経営を理解する上での必要不可欠な知識です。 |
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到達目標 | | CSRについて基本的な知識を体系的に理解することができるようになる。それを通じて、市民としての社会的責任についても熟考していける態度を身につけるようになる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 授業方法の形式は、講義とウェブページの閲覧、ビデオ視聴等を併用します。また、受講生の理解度に配慮しつつ進めてゆきますので、講義の進度は流動的なものになります。
1 この講義のねらいとポイント 2 CSRとは何か 3 CSRの基本的概念① 4 CSRの基本的概念② 5 CSRのグローバルな潮流① 6 CSRのグローバルな潮流② 7 CSRの各国の動向① 8 CSRの各国の動向② 9 企業の社会貢献とは何か 10 企業の社会貢献① 11 企業の社会貢献② 12 CSR報告書にみる従業員への配慮対策~労働CSR 13 労働CSR① 14 労働CSR② 15 講義のまとめ |
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評価方法 (基準等) | | 授業への参加度、試験の総合点で判断します。配分割合は、試験90%です。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | まずは、CSR報告書をネットで見てください。そして読んでください。それが予習と復習につながります。 |
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教科書・ 参考書 | | 【参考書】 岡本享二 『CSR入門・企業の社会的責任とは何か』日本経済新聞社 2004年 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 原則としてオフィスアワーにて対応します(木曜昼休み、研究室にて)。講義の後で受け付けます。 |
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備考 | | ・企業の社会的責任に関心のあることが望ましい。とにかく私語厳禁! 私語の注意はしつこくしませんが、騒がしくする学生の名前が判明したら即、授業態度に反映させ、減点も含めた何らかのペナルティー措置を行います。講義途中の無断退出などもチェックします。 ・4年生でも落ちるので、注意してください(内定がある学生でも落ちます)。 |
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更新日付 | | 2016/02/03 09:31:54 |