サブタイトル | | |
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科目のねらい | | この授業では、「法学Ⅰ」での憲法の学習に続き、民法および刑事法の大枠を簡単に学ぶことで、我が国の法制度の入門的な知識を得ることをまず目指します。
また、更に一歩踏み込んで、現代の社会倫理や生命倫理分野での論争を踏まえて、両分野での論争問題に法律がどう関わることができるのか、法哲学という学問の視点から考えてみたいと思います。法律が成立する以前の「倫理」をいかに法律として実現すべきであるのか、各人で自分なりに考えることが出来ることを目指します。 |
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到達目標 | | ①民刑事法の基本知識を得ること。
②社会生活を実際に成立させている法に関わるための基本的なセンスを身に着けること。
③現代の社会倫理および生命倫理の論争的問題を理解し、自分の見解を持つこと。
④法と道徳をめぐる微妙な論争点について理解を深めること。 |
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授業の内容・ 計画 | | Ⅰ、民刑事法編
1、民法とは何か 2、財産法について 3、家族法について①親族法 4、家族法について②相続法 5、民事訴訟法について 6、刑事法について①刑法について 7、刑事法について②刑事訴訟法について
Ⅱ、法哲学編
8、社会倫理と法 9、同性結婚について 10、生命倫理と法 11、脳死臓器移植法について 12、「尊厳死法」について 13、人工妊娠中絶について 14、出生前診断と選択的中絶 15、まとめ(予備日)
授業では必要に応じてDVD資料を視聴します。 |
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評価方法 (基準等) | | 民刑事法の範囲の中間小テスト(40点)と、法哲学の範囲の期末レポート(60点)で行います。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | ①参考文献でとして授業内で挙げた本について、各自、手にして読んでみること。
②期末レポート作成に向けて、なるべく早い段階で課題図書の読書を始めること。
③毎回の授業内容を、各自、思いを巡らせながら、考察してみること。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書は用いないので購入不要です。
民刑事法分野の参考書として以下のものを挙げます(これらは参考文献であり購入必須ではない)。
1、金子・新藤・平井編『法律学小辞典〔第4版補訂版〕』、2008年。 2、野村豊弘『民事法入門〔第6版〕』有斐閣アルマ、2014年。 3、井田良『基礎から学ぶ刑事法〔第5版〕』有斐閣アルマ、2013年。
これ以外の参考文献は、すべて授業内に紹介します。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 授業時に配布される資料は、毎回の授業内に空欄部分を穴埋めしてください。空欄部分は中間小テスト範囲に該当します。 |
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更新日付 | | 2016/01/31 17:17:47 |