開講年度2016
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
漢方薬学
科目ナンバー
開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年4年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 木曜日 1時限 206
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
中国の伝統医学が漢の時代に体系化され,やがて日本に渡来してから約1500年かけて受容され、発展してきた。江戸時代にヨーロッパの医学が伝来してきた際、日本において発展してきた従来からの伝統医学を「蘭方」に対して「漢方」という言葉を用いることとなった。
漢方医学は昭和51 (1976)年に漢方製剤(主としてエキス剤)が医療保険に導入されて以来発展してきており、現時点では臨床医の約8割が診療に用いている。薬剤師が実地臨床の場(病院薬剤部、調剤薬局等)で知っておくべき東洋医学(漢方医学)の概要を漢方専門医および女性医学専門医(産婦人科専門医)から学ぶ。この授業を受講することにより、女性の病態生理とともに臨床的に有用な漢方薬学全般の知識を修得する。
授業の到達目標
準備学習(予習・復習など)
授業計画
授業の内容SBOコード
1漢方基礎理論、西洋医学と漢方医学の相違点について説明できる。
~証、寒熱、表裏、気血水を理解する~
C7-3
2気血水と漢方について説明できる。

~生薬構成を中心に~
C7-1
3臨床に有用な漢方薬について説明できる。1
~呼吸器と消化器のcommon disease~
C7-3
4臨床に有用な漢方薬について説明できる。2
~女性特有な疾患・症状に対して~
C7-3
5「がん医療」と漢方薬について説明できる。C7-3
6重要な生薬(薬性と五味から考える)とその配合処方について説明できる。① ~甘草・人参~C7-1
7重要な生薬(薬性と五味から考える)とその配合処方について説明できる。② ~石膏・附子~C7-1
8重要な生薬(薬性と五味から考える)とその配合処方について説明できる。③ ~黄色の名がつく生薬~C7-1
9漢方エキス製剤が出来るまでについて説明できる。
~生薬の調達から品質管理まで~
C7-1
10漢方薬の服薬指導の実際について説明できる。C7-3
11漢方薬の基礎研究について説明できる。1C7-3
12漢方薬の基礎研究について説明できる。2C7-3
13現代医療の中の漢方医学について説明できる。C7-3
授業の方法・方略
薬剤師として必要な最低限の「漢方医学」の知識を臨床医(漢方専門医)の立場から概説する。
成績評価及び
フィードバック方法
毎回の授業への姿勢(態度)で評価(適宜、小テストを行う)
定期試験(小テスト含む)(80%)、受講態度(20%) 
教科書
参考書:
学生のための漢方医学テキスト (日本東洋医学会)
参考書
オフィスアワー
参照ホーム
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更新日付2016/02/26 18:43:18