開講年度2016
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
免疫学
科目ナンバー
開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年2年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 火曜日 2時限 203
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
生体防御反応とその破綻による疾患に関する基本的知識を修得する。まず、免疫機構を組織、細胞、分子レベルで理解し、免疫反応における主な細胞間ネットワークに関する基本的知識を体系的に修得する。ついで、アレルギーなどの代表的な免疫関連疾患についての基本的知識を修得し、免疫応答を制御する薬物に関する基本的知識を修得する。また、免疫反応を利用した検査法などを学び、免疫応答の臨床応用や研究応用に関する基本的知識を修得する。
授業の到達目標
準備学習(予習・復習など)
授業計画
授業の内容SBOコード
1免疫学入門
免疫学の歴史と免疫系のしくみの概略を説明できる。自然免疫と獲得免疫について説明できる。
C8-1-1
2免疫系の成り立ち
免疫を担当する細胞や組織について説明できる。
C8-1-2
3抗原に結合する分子
抗体、T細胞受容体、MHC分子の構造と抗原認識の多様性、遺伝子再構成について説明できる。補体の活性化と抗原提示について説明できる。
C8-1-3
4免疫系の細胞Ⅰ
T細胞の分化と機能、T細胞の抗原認識と活性化について説明できる。
C6-6-2, C8-1-1, C8-1-3
5免疫系の細胞Ⅱ
B細胞の分化と機能、B細胞の抗原認識と活性化について説明できる。マクロファージ、樹状細胞、ナチュラルキラー細胞について説明できる。
C6-6-2, C8-1-1, C8-1-2, C8-1-3
6免疫系の調節
サイトカインの種類と作用、サイトカイン受容体、ケモカインについて概説できる。
C7-2-4, C8-1-3
7免疫系の細胞間ネットワーク(まとめ)
免疫反応における主な細胞間ネットワークについて説明できる。
C8-1-2
8アレルギーⅠ
アレルギーを分類し、Ⅰ型アレルギーの発症機構と疾患について説明できる。アレルギー治療薬、抗炎症薬を列挙できる。
C8-2-1, E2-2-1, E2-2-2
9アレルギーⅡ
Ⅱ型、Ⅲ型、Ⅳ型アレルギーの発症機構と疾患について説明できる。
C8-2-1
10自己免疫疾患と免疫不全症候群
自己免疫疾患と免疫不全症候群について説明できる。
C8-2-1
11移植免疫
臓器移植と免疫の関わりについて説明できる。免疫抑制剤を列挙できる。再生医療について概説できる。
A-2-2, C8-2-1, E2-2-2
12腫瘍排除に関与する免疫反応
がんの免疫療法と抗体医薬品による分子標的治療について説明できる。
C8-2-1, C8-2-2
13免疫反応の利用
ワクチンについて説明できる。イムノアッセイについて説明できる。
C2-6-2, C8-2-2
授業の方法・方略
本講義は、前半でシステムとしての免疫系を学び、後半で免疫系が関係する疾患について学ぶ。それぞれの理解を深めるために、口述講義に加えて、7回目の講義の中でDVD教材を視聴し、体系的な知識の修得を目指す。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(100%)で評価する。
教科書
教科書:医学・薬学のための免疫学 第2版 (東京化学同人)
参考書
オフィスアワー
参照ホーム
ページ
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更新日付2016/03/07 12:06:59