開講年度2016
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
医薬品情報学
科目ナンバー
開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年3年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 火曜日 1時限 204
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
医療現場で必要とされる医薬品情報を速やかにかつ正確に提供することは薬剤師の重要な職務である。医薬品情報学では薬物治療に必要な情報を医療チームおよび患者に提供したり、処方設計を提案したり、臨床上の問題解決ができるようになるために、医薬品情報ならびに患者情報の収集・評価・加工、臨床研究デザイン・解析などに関する基本的知識を修得し、それらを活用するための基本的事項を身につける。
授業の到達目標
準備学習(予習・復習など)
授業計画
授業の内容SBOコード
1医薬品情報の重要性
(医薬品としての必須の情報を列挙できる。医薬品情報にかかわっている職種を列挙し、その役割を説明できる。)
C15-1
2医薬品の情報源
(医薬品情報源として代表的な二次資料、三次資料を列挙し、それらの特徴を説明できる。厚生労働省、製薬企業などの発行する資料を列挙し、それらの特徴を説明できる。)
C15-1
3薬物療法に役立つ医薬品情報
(医薬品情報を質的に評価する際に必要な基本的項目を列挙できる。医薬品情報を目的に合わせて適切に加工し、提供できる。)
C15-1
4医薬品添付文書(1)
(医薬品添付文書(医療用、一般用)の法的位置づけと用途を説明できる。)
C15-1
5医薬品添付文書(2)
(医薬品添付文書(医療用、一般用)に記載される項目を列挙し、その必要性を説明できる。)
C15-1
6医薬品インタビューフォームと一般用医薬品添付文書
(医療用医薬品添付文書と医薬品インタビューフォームの使い分けができる。医薬品添付文書(一般用)の法的位置づけと用途を説明できる。)
C15-1
7EBMの考え方と医薬品情報の評価
(EBMの基本概念と有用性について説明できる。臨床研究法(ランダム化比較試験、コホート研究、症例対照研究など)の長所と短所を概説できる。)
C15-2
8診療(治療)ガイドライン
(代表的な医薬品情報データベースを列挙し、それらの特徴を説明できる。インターネットなどを利用して代表的な医薬品情報を収集できる。)
C15-2
9セーフティ・マネジメント
(薬剤師業務の中で起こりやすい事故事例を列挙し、その原因を説明できる。誤りを生じやすい投薬例を列挙できる。)
D1-5
10薬剤管理指導業務
(服薬指導の意義を法的、倫理的、科学的根拠に基づいて説明できる。患者の基本的権利、自己決定権、インフォームドコンセント、守秘義務などについて具体的に説明できる。)
C15-3
11問題志向型システム(POS)
(患者情報源の種類を列挙し、それぞれの違いを説明できる。問題志向型システム(POS)を説明できる。)
C15-3
12特殊な患者への服薬指導
(高齢者、妊婦・授乳婦、乳児・小児、がん患者等、特殊な患者に対する薬物治療で注意すべき点を説明できる。)
C15-3
13疑義照会
(疑義照会の意義について、法的根拠を含めて説明できる。疑義照会の流れを説明できる。)
D1-3
授業の方法・方略
講義のはじめに講義の目的を示す。現在学習している内容と臨床現場の関連付けができるように、臨床症例データや実際の医薬品を提示する。また、講義中にはできる限り質問をするが、学習者が積極的に参加できるbuzzグループ討議を取り入れる。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(70%)、平常点(ポートフォリオ作成等)(30%)
教科書
教科書:医薬品情報学 (化学同人)
参考書
オフィスアワー
参照ホーム
ページ
内容URL説明
1.医療情報サービスMinds診療ガイドライン検索
2.医薬品医療機器総合機構Pmda医薬品添付文書検索
3.オレンジブック後発医薬品評価
画像
ファイル
更新日付2016/03/04 18:58:04