サブタイトル | | |
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科目のねらい | | そもそも倫理学とは、物事の善し悪しやそのあるべき姿を問う学問であり、その対象は人間の一つ一つの行為から政策や法に至るまで実に幅広いものがあります。このような倫理学の一分野がここで学習する情報倫理学です。情報倫理学とは、コンピュータやインターネットといった情報工学・情報技術の爆発的進歩を背景に生まれました。この授業では様々な実例をもとに、みなさんを情報倫理学の世界に招待したいと思います。ここで取り上げる著作権やインターネット、出生前診断といった問題はみなさん一人一人にとって避けては通れない大きな問題です。この授業で学んだことは情報化社会で生きるみなさんの人生にもきっと役立つでしょう。 |
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到達目標 | | 情報倫理学の諸問題の知識を獲得し、論理的に思考する方法を身に付けた上で、問題解決のために自分なりの提案ができることを目標とします。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. イントロダクション 2. 著作権(1)――なぜ著作権を守らなければならないのか 3. 著作権(2)――創造と模倣の間 4. 著作権(3)――著作権の保護期間 5. プライバシー(1)――人工妊娠中絶 6. プライバシー(2)――出生前診断 7. プライバシー(3)――選択的中絶 8. プライバシー(4)――守秘義務 9. プライバシー(5)――監視社会 10. 知る権利――インフォームド・コンセント 11. 知らないでいる権利――遺伝子診断 12. 情報とコミュニケーション(1) 13. 情報とコミュニケーション(2) 14. インターネットと民主主義 15. まとめ |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 授業では参考文献を多数紹介するので、図書館等で実際に手に取って読むことを強く勧めます。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書は用いません。代わりに空欄を設けたレジュメをほぼ毎回配布します。どこに何を埋めるのかは指示するのでしっかりと集中して授業を受けて下さい。空欄を埋めたレジュメはそのテーマの教科書となるでしょう。
なお、以下の書籍を参考書として推薦します。 【参考書】水谷雅彦『情報の倫理学』(丸善、2003、2052円) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 毎回の授業終了時の教室及びオフィスアワーの小城研究室で受け付けます。 |
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備考 | | 授業中の私語は他の学生の受講の妨げとなるので厳禁します。場合によっては退出を命じることもあります。 |
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更新日付 | | 2016/02/19 11:47:00 |