開講年度2016
科目名日本語表現法Ⅱ/日本語コミュニケーションⅡ
(全)開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者椿 由紀子
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
説得力のある話し方を学ぼう
科目のねらい
  わたしたちの社会では、交渉によって、多くの物事が前に進められていきます。企業に限らず、交渉の場面では、プレゼンテーションする必要性があったり、意見を戦わせたりすることが数多くあります。そのようなとき、データを用いて説得力ある意見を提示できることや、自分の言いたいことを速やかにまとめ、自信を持って伝えられることは非常に重要です。こういった力が口頭表現能力です。
 この授業はこの口頭表現能力を高めることを目的としています。具体的には、自分の意見を順序立てて構成する力、まとめた意見を聞き手にわかりやすく伝える力を養うことをめざします。
 授業で発表回数を重ねるうちに、人前で話すことに慣れるだけではなく、人の発表から学ぶことも多いでしょう。
到達目標
1.情報を正確に把握し、それを的確にわかりやすく伝えられる。
2.自分の考え、意見を論理的に発表できる。
3.データをもとに説得力ある意見が述べられる。
4.客観的なデータをもとにしたディベートができる。
授業の内容・
計画
 1.まとめて話す(1)
    発表の型と口頭発表の注意点を学ぶ。記事1をまとめて発表する。
 2.まとめて話す(2)
    記事2をまとめ、意見を加える。ハンドアウト作成する。
 3.まとめて話す(3)
    記事2のまとめと意見を発表する。<評価1>
 4.記事2の発表のフィードバック(個別)
 5.まとめて話す(4)
    記事3(一つのトピックのもとの異なる意見の記事をそれぞれ担当)をまとめ、意見を加える。
    ハンドアウトを作成する。
 6.まとめて話す(5)
    記事3をグループ内で発表する。<評価2>
    得た情報をもとに、グループ内で話し合う。
    話し合ったことを一つの意見にまとめ、代表が発表する。
 7.データから意見を言う(1)
    データからどのように意見を述べるか学ぶ。
    データA、データBについて、それぞれ賛成、反対に分かれ、意見原稿を書く。
    ハンドアウトを作成する。  反論の準備をする。
 8.データから意見を言う(2)
    データA担当の学生は意見を発表する。<評価3>
    データB担当の学生はデータAの発表を聞き、反論を考える。
      時間があれば実際に口頭で反論する。
 9.データから意見を言う(3)
    データB担当の学生は意見を発表する。<評価3>
    データA担当の学生はデータBの発表を聞き、反論を考える。
      時間があれば実際に口頭で反論する。
10.ディベート(1) 準備 
   「9.データから意見を言う」発表のフィードバック(個別)
11.ディベート(2) 準備
12.ディベート(3) ディベート <評価4>
13.最終スピーチの準備
14.最終スピーチ <評価5>
15.最終スピーチのフィードバック (個別j)
 
評価方法
(基準等)
 発表は授業を通して5回行われる。それぞれ、構成、内容、話し方などの点から評価する。全体の評価は、評価1から評価4で50%、評価5は40%、提出物および授業態度10%で決定する。
 評価1~評価5は上述の「授業の内容・スケジュール」を参照のこと。
授業外の学修
(予習・復習)
発表、ディベートのための準備
教科書・
参考書
作成教材
参照URL
質疑応答
授業内に全体、あるいは個別のフィードバックの時間を設ける。
備考
画像
ファイル
更新日付2016/02/22 11:49:41