サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 契約の内容が社会的妥当性を欠く場合に、それが公序良俗に反し無効となる(民法90条)ことは諸君が既に民法の授業で学習しています。それでは実際に、どのような契約内容についてそうした規制が行われているのでしょうか。この演習では、民法90条の適用が問題となった実際の事件を、判決文の分析を通して研究します。そうすることによって、「法が生きていること」を学べるはずです。 |
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到達目標 | | 世の中で起こっている具体的な事件に対する法的分析能力を身につける。 |
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授業の内容・ 計画 | | まず、判例研究のノウハウ(資料収集法・レジュメ作成法・研究報告の仕方)を提供します。これを前提に、報告者の順番を決め、毎回、研究報告を行います。具体的なテーマ等については、最初の授業で説明しますが、次のようなものを予定しています。
① 大麻使用を理由とする力士の解雇 ② レーサーと競技主催者との間の誓約 ③ 有責配偶者からの離婚請求 ④ 交通事故の示談契約 ⑤ 難病を発症した障害児の出生自体を損害と評価することの公序良俗性 ⑥ 証券会社の損失補償契約 ⑦ 死因贈与 ⑧ スキューバーダイビング講習と免責同意書 ⑨ インターネットバンキングの免責約款 ⑩ 健康食品の販売 ⑪ 認知症患者の土地売買 ⑫ フランチャイズ契約終了後の競業避止義務規定 ⑬ 賃貸借契約における契約更新料特約 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | あらかじめ配布された資料に目を通し、疑問点を記す(予習)。理解できたことをレポートにまとめる(復習)。 |
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教科書・ 参考書 | | |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業中または授業終了後ならびにオフィスアワー。オフィスアワーは水曜日の2限とする。研究室(6533)で受け付け後、法学部学生相談室(6506)等で対応したい。 |
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備考 | | 六法は必ず持参すること。忘れた場合は減点。また、遅刻も減点の対象となる。 |
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更新日付 | | 2016/02/04 11:40:50 |