サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 労働法における学説及び判例の検討を通じて、単に法的知識の習得だけでなく、リーガルマインド(法的思考力)も養うことになる。労働組合法のほかに、労使関係法の分野もできるだけ紹介し、労働基準法や労働関係調整法にも触れながら、「経営者との意思疎通を図るための手段」ともいえる労働組合の意義について学び、社会で役立つ幅広い知識を習得する。 |
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到達目標 | | 労働組合法を中心とした労使関係法について学び、労働者の身を守るべく職場のルールについて考察することにより、職場のトラブルに適切に対処できるようになる。また、判例等にみられる同法の争点について学び、判例法理について考察することにより、実務を踏まえた法的対処ができるようになる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 講義内容は、指定教科書の項目に沿って基礎事項から応用事項まで、講義形式で学習する。定期試験以外に、中間試験(確認テスト)も評価対象とする。講義内において毎回課題を設定し、コメントとして提出してもらう。 1.労働組合法とは 2.労働組合への加入及び脱退、組合費 3.労働組合の統制処分 4.組織強制 5.団体交渉事項 6.誠実交渉義務 7.団体交渉拒否 8.労働協約の法的性質、確認テスト(予定) 9.労働協約の規範的効力 10.労働協約の更新と終了 11.組合活動と企業秩序 12.争議行為の正当性 13.不当労働行為制度の意義と目的、確認テスト(予定) 14.不当労働行為の態様 15.まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 確認テストの成績、コメント点、定期試験の成績で評価する。確認テストに対する評価10%、コメントに対する評価30%、定期試験に対する評価60%。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 1~14回までは、各授業内容について、教科書の該当箇所の精読(予習)と整理(復習)を行う。 15回目は、全講義の内容整理を行うこととする。 |
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教科書・ 参考書 | | 〈テキスト〉入門者向 安枝英訷・西村健一郎『労働法(第12版)』有斐閣双書 2014.12¥2,484【366.1/01049】
〈参考文献〉入門者向 中窪裕也・野田進『労働法の世界(第11版)』 有斐閣 2015.4 ¥3,672【366.1/01053】 その他、参考文献は開講時に指示する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | この科目の履修を効果あるものにするには、この科目が扱う労働問題に強い関心があることが望ましい。春学期の労働法Aと併せて受講するとより広範な知識を習得できる。授業中の私語、及び携帯電話の操作は一切禁止する。 |
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更新日付 | | 2016/02/10 10:11:33 |