サブタイトル | | 所有権を中心とする物権(担保物権以外)と、物権変動の基礎を学ぶ |
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科目のねらい | | 条文上は、民法の85条から89条、175条から294条までとそれに付随する特別法がこの講義の対象です。この部分は、条文だけを理解すればよいという分野ではなく、また判例だけ覚えればよいというわけでもありません。その歴史背景や外国法まで学んで初めて全体像がわかるという特質を持っています |
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到達目標 | | 該当部分の内容について知識を得て理解することがまず学習目標となります。 ただし、それだけではすまないのがここの部分ですので、(上記「科目のねらい」参照)、法制度を深く理解することとはいかなることかを学ぶことが2番目の目標となります。 |
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授業の内容・ 計画 | | おおよその進行は以下のとおりです。 ただし、進行の調整や小テストなどの関係で進行が前後することがあります。 第一講 導入、序論 第二講 物権法定主義、物権的請求権とは 第三講 物権的請求権の内容 第四講 意思主義と形式主義 第五講 物権変動論、公示としての登記 第六講 対抗関係1 第七講 対抗関係2 第八講 177条の第三者 第九講 動産の対抗要件と即時取得 第十講 その他の物の対抗関係 第十一講 占有権 第十二講 所有権概観 第十三講 共有、地上権 第十四講 永小作権、地役権、入会権 第十五講 全体のまとめと質疑応答 |
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評価方法 (基準等) | | 小テスト30%、期末テスト70%で判断します。 六法を持参しない、私語をやめないなど、出席態度に問題がある場合には評価に反映させます。 出席は当然の前提です。公欠は2回まで考慮します。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 特に予習に力を入れてほしいと思います。次回授業の範囲はどこか、教科書の予定は必ず出していますので、漢字と意味、分かりにくいところのチェックを事前にしておいてください。 |
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教科書・ 参考書 | | テキスト:淡路剛久ほか『民法Ⅱ 物権』(有斐閣、第3版補訂2010年)ISBN13: 978-4641159341および中田 裕康ほか編『民法判例百選1 総則物権』(有斐閣、第7版(別冊ジュリスト No.223)2015年)ISBN13: 978-4641115231 最新版の六法(ポケット六法が望ましい)と合わせてこの二冊を忘れず持ってくること。 六法は書籍の形が望ましい。スマホ・タブレットは授業中使用禁止であり、小テストでの使用も認められません。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | オフィスアワー時に、研究室で受け付けます。 Eメールも可能です。(sato@dpc.agu.ac.jp。携帯電話からの場合には、インターネットからのメールを受信する設定にしてからメールすること) |
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備考 | | (1) 受講生にかかわる情報 民事法入門、民法Ⅰ(総則)、民法Ⅳ(契約)、民法Ⅲ(債権総論)を事前又は並行して受講しているとわかりやすいはずです。 (2) 受講のルールに関する方法 ・授業中の私語・携帯やスマホなどを禁止します。 ・遅刻や無断退席は欠席とみなします。 ・教科書や六法などを忘れてきた場合には減点の対象とします。 |
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更新日付 | | 2016/02/10 10:38:59 |