サブタイトル | | 食事調査法の理解および食事記録法による面接聞き取りスキルの涵養(適切な方法で精度高く食事調査ができる) |
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科目のねらい | | 本演習では各種食事調査法の特徴を理解するとともに、現在ゴールドスタンダードとされる秤量食事記録法にて非連続3日間の食事調査を体験する。 |
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到達目標 | | 食事内容の聞き取りはロールプレイングにて行い、管理栄養士、観察者、さらに食事調査の依頼を受ける対象者の3役をいずれも体験することで、食事調査のもつバイアス(偏り)、特徴を十分に理解し、食事調査において管理栄養士が求められるスキルを身につける。特に、食事調査の聞き取り後に行う標準的なグラム換算スキル、食事摂取基準2015年版を用いての評価スキル、コミュニケーション能力、調査の精度および管理栄養士としての使命の涵養も目標とする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.オリエンテーション、栄養計算ソフト(エクセル栄養君)を使う 2.エクセル栄養君を用いた評価方法 2. 各種食事調査法の概要(食事記録法) 3. 各種食事調査法の概要(食物摂取頻度調査法他) 4.食事調査の依頼、説明会の運営、準備、データベースの重要性 5.国民健康・栄養調査と国民健康栄養・調査での栄養摂取状況調査の方法 6.食事調査の評価(食事摂取基準2015年版を用いて:個人と集団の場合) 7.調理後の変化量やグラム換算の方法 8.食事記録法による3日間調査その1 面接聞き取り開始(1日目) 9.食事記録法による3日間調査その2 面接聞き取り終了(2・3日目) 10.摂取食品のグラム換算1日目 11.摂取食品のグラム換算2日目 12.栄養計算 13.栄養相談室にて、グループ別食事調査面接聞き取り実地試験(1グループ)とスキル評価、他の2グループは個人の結果表作成と評価完成 14.栄養相談室にて、グループ別食事調査面接聞き取り実地試験(2グループ)とスキル評価、,他の2グループは個人の結果表作成と評価完成 15.栄養相談室にて、グループ別食事調査面接聞き取り実地試験(3グループ)とスキル評価、,他の2グループは個人の結果表作成と評価完成(課題提出) |
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評価方法 (基準等) | | 2回目から毎回行う、主要な食品重量小テストの合計得点率が6割を越すことを単位認定の条件とする(小テストのための学習を予習・復習に相当するものとする) 演習における参加度(正確さ、積極性、演習に取り組む態度)30点、食事記録票のグラム換算と個人結果評価レポート60点、総括としての面接聞き取り実地試験10点 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 毎回小テストを行いますので、テスト範囲の予習をしっかりしてください。復習は教科書を中心に行い、面接のコミュニケーションスキルでは、明るい声を出して管理栄養士として落としてはならない内容の振り返りをしてください。 |
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教科書・ 参考書 | | テキスト:食事調査マニュアル、改訂2版、南山堂 日本食品標準成分表2015年版(七訂)・・・2015年12月に改定されたため購入する必要あり 食事摂取基準2015年版、第一出版(2年春学期の応用栄養学で購入済み) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 演習の時間内を大いに活用し、さらに不明な点はオフィスアワーを活用してください(通年火曜5限と水曜1・2限)。 |
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備考 | | 食事調査としての「食事バランスガイド」については必要に応じて説明を行う。 |
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更新日付 | | 2016/02/08 12:13:24 |