開講年度2016
科目名失語症Ⅱ
(全)開講学科心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者辰巳 寛
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 4時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
失語症候群の評価と治療の実際
科目のねらい
失語症候群に関する基礎から応用までの幅広い知識の習得と実践能力の獲得を目指す。
症例報告書や実習レポートの作成の実際について学習する。
到達目標
失語症の障害構造に即した評価とリハビリテーションについて理解する。失語症のリハビリテーションは、言語聴覚士の臨床で最も重要な領域の一つである。実際の失語症患者の臨床場面を観察し、失語症の診断および鑑別診断、障害構造の解明、治療計画の立案などを実践的に行い、言語聴覚士として必要な失語症に関する臨床技能の習得を目標とする。
授業の内容・
計画
(1)失語症に伴う一般症状
(2)失語症患者の発話障害の特徴
(3)失語症患者の理解障害の特徴
(4)失語症の復唱障害
(5)失語症の文字言語障害(音読・読解の障害)
(6)失語症の漢字・仮名障害
(7)失語症の訓練・援助方法論
(8)失語症リハビリテーション概論
(9)言語治療の理論と技法
(10)失語症の訓練計画(目標設定と治療プログラム立案)
(11)失語症治療各論
(12)機能回復訓練
(13)実用的コミュニケーション訓練
(14)心理社会的問題とサポート
(15)ケーススタディ
評価方法
(基準等)
定期試験(50%)、レポート課題(50%)の総合評価。
3分の1以上の欠席は欠格。20分以上の遅刻・早退・退出は欠席とみなす。
遅刻・早退・退出は2回で欠席1回とみなす。
私語は減点対象。
授業外の学修
(予習・復習)
配布プリントによる予習と復習を行う。
課題レポートに取り組む。
教科書・
参考書
テキスト:言語聴覚士のための失語症学(医歯薬出版社)
参考文献:神経心理学入門(医学書院)
参照URL
質疑応答
研究室にて随時受け付ける。
備考
言語聴覚士国家受験資格取得のための必修科目。
画像
ファイル
更新日付2016/01/28 18:20:31