開講年度2016
科目名海外の生涯教育
(全)開講学科健康科学科 2015年度以降入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者松田 武雄
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
現代世界の成人教育・生涯学習
科目のねらい
この授業では、現代世界の成人教育・生涯学習の動向について講義する。近年、グローバリゼ-ションが進展する中で、成人教育・生涯学習の分野もグローバル化が進んでいる。例えば、2009年12月にはユネスコ国際成人教育会議がプラジルで開催され、世界の多くの国々が一堂に会して現在直面する成人教育・生涯学習の諸課題について議論し、これからの行動綱領を発表した。生涯にわたるキャリア形成や就職支援のための職業技術教育など国際的に共通する課題も多いが、それぞれの国独自の課題もある。国によって成人教育が発展してきた歴史が異なり、それぞれの事情に応じて多様な成人教育のシステムが形成されてきた。また、国家だけでなく、国際成人教育協議会(ICAE)などの諸団体の役割も世界における成人教育の発展において看過できない点である。
本授業では、このような世界の成人教育・生涯学習について、テキストを読みながら講義していく。授業の最後に各国の教育事情を紹介したDVDを見せる。
到達目標
現代世界の成人教育・生涯学習の概要について理解することを目標とする。最後に、各自が特定の国を選んで文献調査をしてレポート発表してもらう。そして、授業を通し、世界の生涯教育を理解し、問題意識を深め、自ら課題探求をすることを目標とする。
授業の内容・
計画
1 ガイダンス、現代世界の成人教育・生涯学習
2 ドイツの成人教育・生涯学習
3 アメリカの成人教育・生涯学習
4 イギリスの成人教育・生涯学習
5 フランスの成人教育・生涯学習
6 スウェーデンの成人教育・生涯学習  
7 韓国の平生教育
8 中国の終身教育
9 中央アジアにおける成人教育・生涯学習
10 東南アジアのCLC(コミュニティラーニングセンター)
11 ブラジルの成人教育・生涯学習
12 現代日本の成人教育・生涯学習
13 レポート発表
14 レポート発表
15 レポート発表
評価方法
(基準等)
受講態度30%、レポ-ト発表70%
授業外の学修
(予習・復習)
講義内容を理解するためにテキストをよく読むこと。
教科書・
参考書
新海英行・松田武雄編著『新版 現代世界の生涯学習』(仮題)大学教育出版(授業の場で、割引価格で販売する)。
参照URL
質疑応答
授業の途中に適宜、質疑の時間を設ける。
備考
画像
ファイル
更新日付2016/02/10 15:04:53