サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 我々の脳には感覚器官を通じて入力された膨大な情報が蓄積されている.しかしそれらをすべて処理し認識しているわけではない.必要に応じて情報を取捨選択している.特に記憶は蓄えられた情報を的確に利用し,環境への適応を果たしている機能である.記憶とは情報を符号化,貯蔵,検索する機能であり,ヒトがヒトらしく活きるために必須な認知機能といえる.さらに情動,言語,意思決定をテーマに取り上げ,記憶システムとの関連性についても論じる. |
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到達目標 | | 本講義では,主に記憶のしくみについて解説し,人間の情報処理機能についての理解を目指す.情動,言語,意志決定などの他の認知機能との相互作用について考察することを求める. |
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授業の内容・ 計画 | | 1. 日常の認知と認知心理学研究の実際 2. 記憶(1)記憶の構造・感覚記憶 3. 記憶(2)短期記憶 4. 記憶(3)作動記憶 5. 記憶(4)長期記憶 6. 記憶(5)潜在記憶と顕在記憶 7. 記憶(6)日常の記憶 8. 言語理解(1):単語認知 9. 言語理解(2):言語と脳 10. 認知と情動(1):情動の生起過程 11. 認知と情動(2):神経機構 12. 認知と情動(3):認知機能との相互作用 13. 意思決定と判断 14. まとめ 15. 試験と解説 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 配布したプリントを利用し,各自で講義ノートを作成すること.また理解を深めるため,テクニカルタームについては文献等を利用し各自でノートにまとめておくこと. |
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教科書・ 参考書 | | 【参考書】道又 爾 他著『認知心理学 知のアーキテクチャーを探る 新版』有斐閣 2011.12 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/10 11:05:38 |