開講年度2016
科目名観光ビジネス論 b
(全)開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者松岡 昌幸
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
ホテルビジネスとホスピタリティ・マインド
科目のねらい
当授業はPBL形式授業(課題解決型演習)により、ホテルの役割(機能)を明らかにすることを目的とする。また我が国において本格的なホテルの端緒とされる「帝国ホテル」や米国ハワイ州の「モアナ・サーフライダー・ホテル」等のホスピタリティ・マインドにも注目しながら、ホテルの発生、歴史、世界のホテル事情、ホテル経営(マネジメント・コントラクト)等を学習する。
到達目標
アクティブ・ラーニング形式による授業展開により、ホテルの本質的な役割や効果(インパクト)を解明し、次世代のホテルのあり方を考察する。到着目標として、ホテルの深層的なホスピタリティ・マインドおよびホテル産業文脈におけるジェネリック・スキル(情報収集力、情報分析力、課題発見力、構想力、表現力、実行力等)を修得する。
授業の内容・
計画
(1) ホテルの役割・機能(講義内容・計画についての説明、課題解決型演習)
(2) 日本のホテルのランキング、世界のホテルのランキング、ハワイ島のマウナ・ラニ・ホテルの事例研究
(3) 米国ハワイ州、ラナイ島のロッジ・アット・コエレの事例研究
(4)ホテルの語源、ホテル業の基本的性格、ホテルの商品構成要素、オアフ島のホテル事例研究
(5)ホテルの経営形態による分類とマネジメント・コントラクト、軽井沢プリンスホテルの事例研究
(6)欧米におけるホテルの歴史、スターウッド・ホテル事例研究(宮崎シーガイア・リゾート)
(7)日本におけるホテルの歴史と新御三家ホテル、長崎ハウステンボス事例研究
(8)統計データに見るホテル動向とホテルの経営特性、長崎雲仙観光ホテル事例研究
(9)ホテルをめぐる近年の動向とホスピタリティ・マインド、奈良ホテル事例研究
(10)ホテル内での基本動作、言葉づかいに関する学習、ウエスティン系事例研究(名古屋キャッスル・ホテル)
(11)ホテル実務に必要な基礎知識、名古屋マリオット・ホテル事例研究
(12)ホテルの宿泊部門に関する基礎知識、帝国ホテル事例研究
(13)フロント・オフィス課の業務、リッツ・カールトン・ホテルの事例研究
(14)フロント・サービス課の業務、星のリゾート、会員権ホテル(エクシブ湯河原離宮)事例研究
(15)ホテルの役割・機能のまとめ
評価方法
(基準等)
定期試験(80%)、レポートの提出(10%)、授業態度(10%)
授業外の学修
(予習・復習)
テキスト(教科書)の事前予習が必要不可欠
教科書・
参考書
【テキスト】JHRS(2011)『ホテル概論』、JHRS、2,286円(消費税別)
【参考文献】川名幸夫(2006)『帝国ホテル-伝統のおもてなし』、日本能率協会マネジメントセンター、その他プリント配布
参照URL
質疑応答
オフィスアワーは、基本的に毎週火曜日(11時10分~12時40分)
備考
積極的な授業参加が必要。授業中の私語および遅刻は厳禁。
画像
ファイル
更新日付2016/02/18 13:57:20