サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 日本の代表的な近代文学作品を精読し、言語芸術の分析方法と論述方法とを習得する。 |
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到達目標 | | 夏目漱石の小説を精読すること通して、方法意識の検討をし、言語芸術の分析方法を習得する。 とくに作品発表当時の風俗・社会・世界思潮とのかかわりを軸に精読し、研究史をふまえたうえで適切な分析方法によって論ずる力を育成する。 |
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授業の内容・ 計画 | | 第1回 授業ガイダンス及び夏目漱石の作品について 第2回 『行人』の時代と執筆状況 第3回 「友達」精読1:冒頭の謎 小テスト1 第4回 「友達」精読2:結婚の諸相 第5回 「兄」精読1:長野家の力学 小テスト2 第6回 「兄」精読2:明治大正期の恋愛 第7回 「兄」精読3:解釈のドラマ 第8回 「兄」精読4:自分と嫂 第9回 「帰ってから」精読1:東京の宅 小テスト3 第10回 「帰ってから」精読2:女景清の逸話 第11回 「帰ってから」精読3:お貞の結婚 第12回 「塵労」精読1:二郎の別居 小テスト4 第13回 「塵労」精読2:Hさんと一郎 第14回 「塵労」精読3:『行人』の構成 第15回 『行人』研究史 小テスト5 *ただし、受講者の理解度により進度を変更することがある |
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評価方法 (基準等) | | 1.授業への参加態度、予習状況などの平常点:15% 2.小テストなどの提出物の内容:25% 3.試験(テキストのみ持込み可、論述):60% |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習:指定された範囲までテキストを熟読してくること 復習:毎回の授業のテーマで200字程度に内容をまとめること |
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教科書・ 参考書 | | 【テキスト】夏目漱石著『行人』 新潮文庫 1952 \637 【参考文献】佐々木亜紀子著『漱石 響き合うことば』 双文社出版、2006 \3780 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 統一テキストで授業を進めますので、必ず指定テキストを新しく購入してください。 「小テスト」の内容は、予習確認テストです。小テストの前週に、範囲を知らせます。 |
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更新日付 | | 2016/02/14 16:41:20 |