サブタイトル | | エスニック・マイノリティから見たアメリカ社会史:アメリカ先住民 |
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科目のねらい | | アメリカ社会の多様性は当然のものと思われていながらも、アメリカ史において、エスニック・マイノリティの果たした役割は、どうしても二次的なものに思われがちである。この授業では、アメリカ社会の主流(メインストリーム)の人々の歩みだけでなく、マイノリティの視点を通してみたアメリカ史を扱うことで、アメリカ社会の歩みに関する、より深い理解をめざしたい。秋学期はアメリカ先住民の歩みを追う。 |
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到達目標 | | この授業では、配布されたプリントを読み解き、授業で見るビデオから学び、自分の力で考え、理解し、それについて意見をいえる力をつけてほしい。そして「自由と平等の国アメリカ」、「多文化・多エスニック社会アメリカ」を多面的に見ることの大切さを理解してもらいたい。最終的にはどのような社会に対してもその多様性に気づき、多面的に見る力を身につけてほしいと思う。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. アメリカ大陸は誰のものだったか? Native Americans? Indians? 2. 先住民と移民の出会い イギリス植民地の建設と発展 ビデオ『ポカホンタス』を考える 3. アメリカ合衆国独立 先住民VS開拓民 植民地VS宗主国 『テクムシ』の人生を通して 4. ビデオを通して考える 5.サカジャウィーア アメリカ探検に貢献した先住民女性 6.アメリカの領土拡大と先住民 チェロキー・ネイション 7.先住民の強制移住 Trail of Tears アメリカ=メキシコ戦争を合わせて考える 8.南北戦争と先住民 ビデオを通して考える 9.スペシャルトピック(時間があれば) これまでの映画に登場する先住民イメージの変遷 10.先住民への抑圧と同化政策 虐殺と抵抗、ドーズ法 11. 20世紀に入って 先住民の苦難 再組織法 12. 第2次世界大戦〜パクスアメリカーナにおける先住民 13.レッドパワー 14.先住民の自治権 15. 多民族国家アメリカを見つめて |
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評価方法 (基準等) | | 授業への貢献(発言など)30% 授業中の小レポート30% 期末レポートまたは試験40% 出席のとり方は受講者数によって決める。小レポートの回数も受講者数によって変動がありうる。 遅刻3回を欠席1回とみなす。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 配布されたプリントを読み、出されたポイントについて予習をしてくる。 復習としては、授業の最後にその日の授業のまとめをするので、それについて理解を深め、自分の意見をまとめる。 |
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教科書・ 参考書 | | |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問は授業の終わったあとや、オフィスアワーに来てください。また、メールでアポイントメントをとって、その時間に研究室にきていただいても結構です。 |
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備考 | | 授業はただ座っているだけでなく、講義を聴き、ビデオを真剣に見て、自分の力でノートを「つくる」ようにしてほしい。ノートは聞いたことを「自分で」まとめることが重要である。この授業でノートのつくりかたを学んでほしい。 |
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更新日付 | | 2016/02/17 23:41:17 |