サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 中世文書や記録を読むことで 資料読解の能力を高め、 戦国期の領主や地域の様相を知り、当時の社会を知るための基礎的知識を身につける。 特に、織田信長関係という身近な素材を読むことで、地域のなりたちや戦国大名の支配のありかたを理解する。 |
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到達目標 | | 織田信長の弘治3(1557)年から永禄4(1561)年までの文書や資料を読む。この時期は、永禄3年の桶狭間の合戦が著名である。現在、桶狭間の合戦は、『信長公記』を丁寧に読みなおすことで、従来の戦史の理解とはずいぶんと異なってきた。 桶狭間の観戦前後の信長の関係資料を冷静にみることで、当時の尾張の地域社会の様相を考えてみよう。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1 「織田氏関係文書」について(レクチュア) 2 弘治3年、織田信長、熱田社hrの敵味方の預け者を保護する 3 永禄元年、信長、岩倉織田家を攻め城を奪う 4 信長、前野長康らの領地を安堵する 5 信長、弟織田信成を殺害する 6 永禄2年、信長、上洛する 7 桶狭間の戦い-『信長公記』の合戦記述(1)- 8 桶狭間の戦い-『信長公記』の合戦記述(2)- 9 桶狭間の戦い-『三河物語』の合戦記述(1)- 10 桶狭間の戦い-『三河物語』の合戦記述(2)- 11 桶狭間合戦の織田・今川両家の文書 12 今川氏真の桶狭間合戦での戦死した家臣への恩賞 13 織田広良らの領内寺院への禁制 14 永禄4年、織田信長、三河国梅坪へ進撃する 15 信長、尾張国小口城を攻める |
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評価方法 (基準等) | | テスト75%、小テスト25%。期間内には小テストを行い、筆記試験を行う。なお、出席は当然のことである。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 1、文書・資料の形式や言葉は 『織田信長家臣人名辞典』などで不明なことは調べてみよう。 2、人名など 柴裕之編『尾張織田氏』、神田千里『織田信長』(ちくま新書)などを読んで勉強してみよう。 |
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教科書・ 参考書 | | 教材は『愛知県史 資料編10 中世3』『愛知県史 資料編11 織豊1』に収録されている文書をプリントで配布する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 高校時代に使った国語辞書・古語辞書・電子辞書を毎回持参する。 妙興寺や津島社など関連する場所に出向いてみよう。きっと、面白いことに気づくだろう。 |
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更新日付 | | 2016/01/28 16:38:57 |