開講年度2016
科目名地域史特殊講義C-Ⅱ
(全)開講学科歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者鈴木 重喜
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
江戸時代の尾張・美濃(Ⅱ)
科目のねらい
 地域史とは、身近な地域の歴史をテーマとして取り扱い、地域の個性や特性を明らかにしながら、日本史の中でその地域の歴史をとらえることにあります。本講義では、関連史料の講読もしながら、江戸時代の尾張・美濃両国の地域史を事例に考察します。学習を通して地域史についてより一層の理解と関心を深め、近世史を研究するための史料の読解力や方法を身につけることを目的とします。
到達目標
・江戸時代の地域のありかたや社会の歴史を論理的に説明し叙述できる。
・歴史の事実関係ばかりではなく、史料の分析にも興味関心をもち理解しようとすることができる。
・講義の内容に関連する諸問題について独自に調べ理解を深めることができる。
授業の内容・
計画
1.はじめに
2.近世の江南地域について
3.尾張衆生駒氏と在所小折村
4.キリシタンと宗門改
5.村々における紛争
6.養蚕・製糸業の展開
7.水車業と舟運
8.近世の可児地域について
9.幕領・藩領・旗本領の相給
10.木曽衆について
11.千村氏と在所久々利村
12.山論にみる地域秩序の変容①
13.山論にみる地域秩序の変容②
14.水論にみる組合の様相
15.まとめ
評価方法
(基準等)
 定期試験(筆記試験70%程度)と授業への取り組み(20%程度)、授業中提出の小レポート(10%程度)により評価を行います。
授業外の学修
(予習・復習)
 配布プリントの該当箇所を読んだ上で授業に臨んでください。また、授業終了後は、講義の内容を文章化して簡潔にまとめてください。さらに学習したい学生は、配布プリントに示した参考文献を読んでください。
教科書・
参考書
【テキスト】:プリントを配布します。
【参考書】:三鬼清一郎編『愛知県の歴史』(山川出版社 2001)210/0924/23(愛知学院大学図書館情報センター)、『新修名古屋市史』第3巻・第4巻(名古屋市 1999)092.1/0297/3 092.1/0297/4(同上)
参照URL
質疑応答
 質問については、授業後教室にて受け付けます。遠慮なく聞いてください。
備考
 春学期開講Ⅰの履修には、秋学期開講Ⅱを履修していると理解がしやすくなります。
画像
ファイル
更新日付2016/02/06 18:27:15