サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 日中戦争を中国近現代史と日本近現代史ともからめ、東アジア、世界的視野から考察する力を養成する。将来、卒業論文を書くためにも役立つ。 |
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到達目標 | | 日中戦争開始後、すなわち1937年の盧溝橋事件から1945年の日本敗戦までの状況をとりあげる。日本が「泥沼戦争」の中で消耗し、中国が勝利を獲得する経過にアプローチする。その侵略、占領によって生じた「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」問題などにも踏み込む。これらの問題をどう考えるかは別として、真剣に学んでおかなければならない歴史的事実である。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1、導入 2、盧溝橋事件と中国抗戦力 3、第二次上海事変 4、工場移転と中国工業合作運動 5、「南京大虐殺事件」と「従軍慰安婦」問題 6、中国共産党の遊撃戦争 7、国民党の『抗戦建国綱領』と国民参政会 8、重慶国民政府の第一、二次反共動向 9、日本軍の細菌戦 10、日本軍の毒ガス戦 11、日本人反戦兵士と長谷川テルの反戦放送 12、世界華僑と日中戦争 13、太平洋戦争の勃発と中国戦線 14、西南連合大学と教員、学生の民主化闘争 15、BC級戦犯裁判と極東軍事裁判 |
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評価方法 (基準等) | | 評価は学期末試験(8割)、参加度、積極性、熱意(2割)などでおこなう。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 歴史学科の共同研究室(3号館4F)を利用して、関連文献などを読むなど予習・復習の習慣を身につけるように指導する。 |
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教科書・ 参考書 | | <教科書>適時プリントを配布する <参考文献>菊池一隆『中国抗日軍事史』(有志舎、2009年、2800円) 同『東アジア歴史教科書問題の構図』(法律文化社、2013年、6800円) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業終了後、およびオフィスアワーで質疑応答をする。 |
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備考 | | |
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ファイル | | |
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更新日付 | | 2016/02/14 19:01:50 |