開講年度2016
科目名日本史特殊講義B-Ⅱ
(全)開講学科歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者後藤 致人
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
昭和・平成期の日本の政治構造
科目のねらい
日本近現代の政治史を中心に講義する。ただ、思想史や文化史などもできるかぎり織り交ぜながら進め、受講者一人ひとりの日本近現代史イメージを少しでも豊かにできるように努力したい。秋学期では、昭和戦前期から昭和戦後期、そして現代である平成を主な範囲とし、その政治構造などを歴史学的に考察していきたい。
到達目標
この講義を受けることにより、日本近現代の多面的な政治構造を理解する事ができる。
授業の内容・
計画
第1回 ガイダンス
第2回 昭和戦前期の政治構造における昭和天皇の位置
第3回 満州事変後の政局
第4回 2・26事件の画期性
第5回 日本陸軍と政治
第6回 日本海軍の軍事思想
第7回 太平洋戦争の開戦経緯
第8回 終戦工作と戦後構想
第9回 太平洋戦争と宮中・海軍
第10回 戦後政治における昭和天皇の位置
第11回 戦前・戦後の画期と連続性
第12回 高度成長期の画期性
第13回 天皇の代替わりと日本社会の変容
第14回 近現代における天皇の位置づけ
第15回 まとめ
評価方法
(基準等)
授業への出席を前提に、学期末試験(100%)で評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
 日本近現代史の通史を予習しておくと、講義がより理解できる。ただ、この講義では復習に重点を置いてもらいたい。1回ごとの講義の内容を理解できるように復習し、次の講義への準備としたい。
教科書・
参考書
適宜プリントを配布する。購入する必要はないが、拙著『内奏』(中公新書 2010)を参照されたい。
参照URL
質疑応答
木曜日1限 3422教室
備考
日本近現代の講義が中心ではあるが、予備知識が少なくても理解できるように努めるので、興味のある学生は積極的に受講されたい。
画像
ファイル
更新日付2016/02/23 15:52:49