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科目のねらい | | 日本の考古学は、明治10年(1877)、モースによる大森貝塚の発掘調査から数え、130年以上の調査・研究の歴史がある。また、日本考古学が対象とする範囲は、旧石器・縄文・弥生・古墳・古代・中世・近世以降と3万年以上にもおよんでいる。本講義では、古墳時代以降における研究史上の重要な学説や論争を紹介するとともに、日本における歴史考古学研究の現状・到達点を解説することにより、歴史考古学の研究の歩みとその可能性が理解できるようにしたい。 |
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到達目標 | | 古墳時代から江戸時代にかけての重要な学説や論争を学習し、歴史考古学研究の現状・到達点を知ることによって、歴史考古学の研究の歩みと今後の研究の可能性を理解することを目的とする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.オリエンテーション―考古学の定義とその必要性― 2.邪馬台国所在地論(1) 3.邪馬台国所在地論(2) 4.埴輪の性格・起源論(1) 5.埴輪の性格・起源論(2) 6.法隆寺再建非再建論(1) 7.法隆寺再建非再建論(2) 8.土器・陶磁器の分類 9.土器・陶磁器の変遷 10.土器・陶磁器の焼成 11.中世窯業の諸相(1) 12.中世窯業の諸相(2) 13.戦国城下町の諸相(1) 14.戦国城下町の諸相(2) 15.総括―歴史考古学の可能性― |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験の評価を基準とするが、出席状況(授業態度)も重視する。定期試験60%、小テスト20%、授業態度20%により評価する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習は、事前に配布した資料について判らない単語があったら辞書で調べておくこと。復習は、授業で板書した内容をまとめ疑問に思ったことは辞書や参考書で調べておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 〈参考文献〉桜井清彦・坂詰秀一編1987~1989『論争・学説日本の考古学』1~6・別巻(雄山閣) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | オフィスアワーは、3号館4階の歴史学科共同研究室(藤澤研究室3418)、木曜日4限です。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/03 14:04:57 |