開講年度2016
科目名現代社会と宗教Ⅱ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者小林 奈央子
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 2時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
日本の山岳霊場
科目のねらい
平成26年9月27日、木曽の御嶽山が有史以来2度目の噴火をしました。噴火の報道を通じて、御嶽山中に神社や祠があることや、信仰登山をする修行者が今なおいることを知った人も少なくないでしょう。しかし、御嶽山に限らず、日本の山岳の多くは、古代以来、神仏の宿る霊域とされてきました。そのためかつては厳しい精進潔斎をした者しか入山できない場所でもありました。本講義では、日本各地の山岳霊場を紹介し、各霊場の歴史や信仰、文化について詳しく学んでいきます。
到達目標
山岳信仰のもつ特色を理解し、山岳信仰に関する基礎知識を得ることができる。日本の山岳霊場に関する見識を深めることができる。
授業の内容・
計画
1.本講義の概要
2.山岳信仰とは何か
3.近畿地方の山岳霊場(1)
4.近畿地方の山岳霊場(2)
5.中部地方の山岳霊場(1)
6.中部地方の山岳霊場(2)
7.関東地方の山岳霊場(1)
8.関東地方の山岳霊場(2)
9.東北地方の山岳霊場(1)
10.東北地方の山岳霊場(2)
11.中国・四国地方の山岳霊場
12.九州地方の山岳霊場
13.山岳信仰と祭礼(1)
14.山岳信仰と祭礼(2)
15.山岳霊場が抱える現代の問題(女人禁制・環境問題など) 
評価方法
(基準等)
評価の配分は、定期試験60%、平常点(授業参加状況+授業内小レポートなど)40%
授業外の学修
(予習・復習)
授業の前後において、授業内で配布した資料を読んでくること。
教科書・
参考書
指定のテキストはありません。授業の内容に合わせて関連する参考文献を適宜紹介します。
参照URL
質疑応答
研究室番号:3511(3号館5階)、オフィスアワー:火曜日・水曜日・金曜日の1限時間帯および火曜日・金曜日の昼休み
備考
授業中の私語、携帯電話・スマートフォンの使用を禁止します。
山岳霊場でおこなわれていることは、解説だけではなかなか想像できません。そのため、写真やDVDなどさまざまな視聴覚資料を交えながら授業を進めていきます。
画像
ファイル
更新日付2016/02/15 09:18:18