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科目のねらい | | 「イギリス」といえば、皆さんは、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。ロイヤルファミリー、アフタヌーンティーにスコーン、サッカー、ピーターラビット、シャーロック・ホームズ、ダウントンアビー、霧のロンドンなど、様々なことが連想されるでしょう。しかし、イギリスの社会や文化、歴史となると、どれほど深く知っているでしょうか。多くの人にとって、イギリスは、「知っていそうで知らない国」であるとは言えないでしょうか。
本講義では、テキストは使用せず、様々な情報源から得た、イギリスにまつわる英文の抜粋を読みます。そして、その背後にある文化的、社会的、歴史的文脈を考え合わせることによって、イギリスについて多面的に学びます。読む材料としては、ガイドブック、映画のシナリオ、小説や歌の一部、ニュース、レシピ、広告など、雑多なジャンルのものから選び、生きた英語に触れてもらいます。授業を通じて、英語の読解力を高めるとともに、イギリスという国についての理解を深めることがねらいです。 |
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到達目標 | | 1.イギリスについて書かれた/イギリスにおいて書かれた英文を読むことができる。 2.イギリスの社会、文化、歴史についての理解を深める。 3.様々な情報源から得た文の読解を通して、生きた英語に触れる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 第1回 イントロダクション
第2回―14回
毎回、次の授業で読む文章を印刷したプリント教材を配布します。授業の前半では、宿題の解説を中心に授業を進めます。後半では、その話題に関連して、教員が補足説明を加え、イギリスの社会、文化、歴史について理解を深めていきます。個人やグループで、作業をしてもらうこともあります。
下記は、トピックの一例です。
・ロイヤルファミリー:エリザベス二世 (映画『The Queen』) ・「ロンドン橋落ちた」の"My fair lady"とは?:本当は恐いマザーグース (nursery rhymes) ・イギリスの階級社会:執事の世界 (Kazuo Ishiguro 『The Remains of the Day』) ・北アイルランド紛争:血の日曜日事件 (U2 "Sunday Bloody Sunday") ・イギリスのクリスマス:クリスマスディナー(BBC)
また、学期中1回、イギリスの観光スポットについてのプレゼンテーションを日本語で行ってもらいます。(初回の授業で受講者人数を確認したうえで、詳細を決めます)
第15回 まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 授業参加態度(20パーセント)+小テスト(20パーセント)+プレゼンテーション(20パーセント)+期末テスト(40パーセント) |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 生きた英語に触れることがねらいですので、教材によっては、普段の授業でよく使われるようなテキストと比べて、難しく感じられるものもあるかもしれません。しかし、この授業では、各自が予習の段階でどれだけ理解しようと取り組んだか、を重視します。予習の時点で完全に理解できない場合も、授業内で質問ができるように、わからなかった箇所を明確にしてきてください。予習プリントでは、理解の助けとなるようなヒントを出しますので、それを手掛かりとしてください。また、単語の意味調べは確実に行ってくること。 |
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教科書・ 参考書 | | |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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更新日付 | | 2016/02/21 17:56:44 |