サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 液晶ディスプレイを主題材に、身近な製品の特徴を理解すること、そのディスプレイに使われている光・電気に関する現象の理解を深めることがこの科目のねらいです。 |
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到達目標 | | 資源の乏しい日本は科学技術を柱に発展してきました。その柱は繊維、鉄鋼からエレクトロニクスへと変遷しています。そして、テレビ(ディスプレイ)は20世紀のエレクトロニクス産業の最大の発明品であるとも言われています。この科目ではディスプレイを理解するために必要な基礎知識を習得したのち、液晶ディスプレイを中心としたフラットパネルディスプレイの仕組みを理解していきます。 文系学生が大多数であることを踏まえて、出来るだけ数式の使用は避け、視覚的に理解しやすい情報を提示しながら説明を行います。また、ディスプレイに付随しているセンサーについても理解していきます。 この科目の目標はスマホやノートパソコンで文字や動画が表示される仕組みを理解して、その知識を今後の生活に生かすことです。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. ガイダンス、講義概要の説明1 2. ガイダンス、講義概要の説明2 3. 直流電圧と交流電圧の違いを説明する。 4. オームの法則、電力量などについて説明し、簡単な計算ができるようにする。また、ブレーカーの役割、電気料金の決め方を説明する。 5. アナログとデジタルの特徴を説明し、アナログ信号をデジタル信号に変換する方法を説明する。 6. 光の反射・屈折、鏡・プリズムの仕組みを説明する。 7. 光の三原色(赤、緑、青)と混色、光の干渉・散乱などについて説明する。 8. ブラウン管テレビ(CRT)の仕組みを説明し、DVDで理解を深める。 9. 液晶とは何か? 物質ではなく「状態」としての液晶の特徴について説明する。 10. テレビ画像の素(画素)内での液晶の並べ方、画像の制御方法を簡潔に説明する。 11. カラー画像、動画の作り方を説明する。また、DVDで液晶製品の理解を深める。 12. 実用化された様々な表示モードの特徴、3D画像の作り方を説明する。 13. センサーについて説明する。 14. プラズマディスプレイ、有機ELなど液晶以外のディスプレイについて説明する。 15. まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 100点を100%として、定期試験70%(参照・持ち込みは認めません)、小テスト・提出物30%で評価する。 なお、欠席・遅刻・早退・居眠り・私語・内職などは減点する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 興味を持った技術や現象を自ら調べ理解することが予習・復習につながる。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書: なし 参考書: 鈴木八十二編、トコトンやさしい液晶の本、日刊工業新聞社; 谷腰欣司著、トコトンやさしい電気の本、日刊工業新聞社 など |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 講義中、オフィスアワーで対応します。 研究室は4号館4階の物理学研究室内です。 |
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備考 | | 安易な気持ちで受講しても単位は取れません。頑張って理解しようと思う意欲のある学生の受講を希望します。 |
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更新日付 | | 2016/02/10 14:58:06 |