サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 太平洋戦争における日本の敗因の一つに、主にアメリカの潜水艦や航空機によって、約3500隻(800万総トン)の夥しい船舶が失われたことが挙げられる。そこから海上交通保護問題を中核にして、かつて精強を誇った日本海軍がいかにして敗北を重ねていったのか。その原因を追究することにより、今後の日本の防衛問題を考える指針としたい。 |
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到達目標 | | 良識ある歴史観を養いつつ、史料から歴史的事実を解明するという事実実証主義に徹する態度を涵養する。そのうえで叙述能力をも身に付けることを目指している。 |
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授業の内容・ 計画 | | 授業は、教科書と配布資料及び映像資料を併用する方式をとる。 1.序 2.帝国国防方針 3.帝国軍の用兵綱領 4.漸減邀撃作戦とは何か 5.日本海軍戦備の問題点 6.国策を決定した船舶損耗率 7.ドイツ海軍のビートドラム作戦 8.アメリカ海軍の欠陥魚雷 9.アメリカの船舶建造方式 10.戦いを制した電子・情報兵器 11.絶対国防圏の崩壊 12.破綻した海上護衛戦 13.軍人教育の課題 14.奮戦した潜水艦と海防艦 15.総括 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習は教科書を事前に読み込んで、そのポイントを理解してくること。 復習は授業中にとったノートをじっくりと読み返し、不備な点があれば訂正したり、補ったりしておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書:澤地久枝他著『日本海軍はなぜ過ったか』岩波書店 2015年 929円 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業に関する質問は、講義教室あるいはオフィスアワーの研究室で受け付ける。 |
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備考 | | |
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ファイル | | |
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更新日付 | | 2016/02/03 12:30:35 |