開講年度2016
科目名教育学Ⅱ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者黒澤 ひとみ
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
現代社会における教育と福祉
科目のねらい
この授業では、現代社会における「子どもの貧困」問題に注目しながら、人間らしい暮らしとはどういうことか、子どもの人間的な発達を保障するために何が必要なのかを考える。「教育」とは人間形成をあるべき方向へ目的意識的に組織する営みであり、「福祉」とは健康で文化的な生活を営むための社会的な条件・基盤およびそれをつくる営みである。この観点に立ち、授業においては現代日本の子どもを取り巻く格差社会の厳しい現実を知り、学生が大学卒業後、労働者さらには家庭を持つ者として、人間らしい暮らしを実現していけるよう、子育てのセーフティネットのあり方について認識を深める。その際、子どもの権利を大切にする考え方を重視して授業を行う。
到達目標
この十数年余り、非正規労働の広がりと賃金水準の低下により、結婚や子育てなど若年労働者を取り巻く状況が厳しくなっていることを知る。その状況下で、様々な困難を強いられている子どもたちの姿から、子どもが幸せに暮らし、発達するために必要な物・事について認識を深める。そのためにも、基本的人権の思想について、子どもの権利条約、日本国憲法、教育基本法、児童福祉法の理念を学ぶことを目標とする。
授業の内容・
計画
1、はじめに
2、現代日本における労働者の労働状況を知る
3、国民の所得の状況から結婚・子育ての困難を知る
4、現代日本における「子どもの貧困」(保育所編)
5、現代日本における「子どもの貧困」(学校編)
6、現代日本における「子どもの貧困」(養護施設編)
7、基本的人権の思想と特質
8、日本国憲法における基本的人権①
9、日本国憲法における基本的人権②
10、子どもの権利思想の歴史
11、子どもの権利条約における発達の権利と意見表明権
12、セーフティーネットとしての教育と福祉の諸制度①
13、セーフティーネットとしての教育と福祉の諸制度②
14、外国における教育と福祉
15、まとめ(テスト)
評価方法
(基準等)
テスト45%、レポート45%、出席10%
出席態度は、DVD鑑賞レポートとして8~10回程度で確認します。
テスト及びレポートの採点は、厳しく行います。
授業外の学修
(予習・復習)
事前に配布する資料を読んでいることを前提に授業を行います。
教科書・
参考書
テキストは特に指定せず、プリント類を配布します。
参照URL
質疑応答
授業時間の前後に、講義室および非常勤講師控室にて対応します。
備考
配布資料が多いため、ファイルを準備し、各自で管理をしっかり行ってください。
一定量の文章を読んだ上で、レポートに取り組んでもらう予定をしています。
画像
ファイル
更新日付2016/02/22 13:54:19