サブタイトル | | 社会を社会学する──われわれが生きている社会でなにが問題かを考える── |
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科目のねらい | | われわれが生活している社会そのものを、社会学的方法でアプローチし理解を深めていくこと。 また、社会そのものへの関心を主体的かつ積極的にもてるよう、さまざまな現代的な事象について考察していくことで、社会の一員であるという自覚を養っていくことが講義のねらいである。 |
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到達目標 | | 春学期では、おもに身近な集団に眼をむけた。 秋学期では、質の異なる集団に眼をむけていく。 また、春学期で得た知識を動員し具体的な社会問題にも関心をむけていく。 「社会とはなにか」、「社会学とはなにか」の問いに答えてゆく一連の作業は、同時に現代社会に生きる「われわれとは何者か」、「自分とは何者か」の答えを導くものである。社会学的な考察方法を身につけることで、複雑な現代社会を理解する一助としたい。
なお、社会学IIを受講するにあたっては、社会学Iをすでに受講していることが望ましい。 |
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授業の内容・ 計画 | | 授業スケジュールはおおまかに以下のように予定している。 適宜ビデオや映画などをみて、楽しみつつ理解を深めていく。
Ⅰ.オリエンテーション Ⅱ.社会問題 ⅰ少子高齢社会の展望 ①日本の現状(高齢化問題) ②人口政策と少子化問題 ③世界の人口動向と日本の少子化問題 ⅱ自殺大国日本の問題点 ①~②日本の現状 ③~⑤デュルケムの理論をてがかりに ⑥~⑦日本のこれからをみすえて Ⅲ.集団論──官僚制的組織とは ①~③官僚制的組織について ④~⑤組織のあり方をユーモア学から展望 |
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評価方法 (基準等) | | 受講態度は1割、授業毎に提出するリアクションペーパーは1割。定期試験は8割とする。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 講義では社会学入門書としてテキストを使用し、それを中心に説明を加えていくため、テキストは必須である。よって、事前に購入のこと。 また、参考文献は、内容および体裁としてはややレベルがあがるものである。一見すると難解かもしれないが、講義の復習およびさらなる深い社会学の理解のためには役立つものであるので紹介しておく。そのため、参考文献にかんしては購入の必要はない。 |
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教科書・ 参考書 | | テキストは事前に購入のこと(参考文献は購入の必要なし)
テキスト:森下伸也『社会学がわかる事典』日本実業出版、2000
参考文献:長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志『社会学』有斐閣、2007
そのほか、適宜コピー資料を配布 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | おもに毎講義ごとに書いてもらうリアクションペーパーを中心にして質問を受けつける。 必要に応じて、次回以降の講義でその質問に対して説明を加えていく。 |
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備考 | | 講義をよりよく理解するためにも、日常的な新聞購読をすすめる。 授業中の私語や携帯の使用に関しては、節度ある受講をお願いしたい。ばあいによっては退室を命じることもある |
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更新日付 | | 2016/02/04 10:28:00 |