サブタイトル | | |
|
科目のねらい | | 社会学I(春学期・水曜2限)では「現代社会や生活を理解する上で必要な基礎的概念」を学びました。社会学IIでは、社会学Ⅰで得た知識を基に、私たちの身近なところにあるさまざまな問題――グローバル化時代に立ち現れ、なおかつローカルな場にこそ見えてくる、いわゆる〈グローカル〉な諸問題――について、さらに検討していきましょう。
(※この授業は社会学Ⅰ(春学期・水曜2限)で学んだ内容を前提に進めるので、通年で履修するようにしてください。) |
|
|
到達目標 | | 1) グローバル化時代の社会問題について、社会学Ⅰ(春学期)で学んだ基礎的概念等も活用しながら、さまざまな角度から分析できる。
2) (1)の問題に対し、さらに自分自身の考えを、論拠を明らかにしながらわかりやすくプレゼンテーションできる。 |
|
|
授業の内容・ 計画 | | 原則として講義形式で行います。秋学期では、社会学I(春学期)で学んだ社会学の基礎的概念に基づき、皆さんにとって身近であろうグローバル化時代の社会問題について、映像資料等を適宜紹介しつつ、授業を進めていきます。
<暫定スケジュール>
1.オリエンテーション:グローバル化と私たちの生活世界ーー『おいしいコーヒーの真実』ーー
2.グローバルとローカルの融合:〈グローカル化〉する生活世界ーー新旧カフェ・ブームを考えるーー 3.グローバル化とジェンダー①:男らしさ・女らしさのゆらぎーー『やまとなでしこ』と「ミス・ユニバース」ーー 4.グローバル化とジェンダー②:少女文化のグローバル商品化ーー越境する医療と「カワイイ私遊び」ーー 5.グローバル化とポピュラー文化:マンガ/アニメ文化と現代社会ーーオタクという存在・ファンという存在ーー 6.グローバル化と若者たち①:多様化する労働/社会との関わりーーつながらない、という選択ーー 7.グローバル化と若者たち②:教育と格差社会ーー「海外で働く」という選択ーー 8.グローバル化する労働:職場を考えるーー「働くことは生きること」?ーー 9.グローバル化と地域社会の変容:余暇と遊びーー「遊ぶことは働くこと」?ーー 10.グローバル化と観光①:余暇の過ごし方ーースポーツ・旅行・ショッピングーー 11.グローバル化と観光②:観光者と生活者ーーイメージを旅するーー
12.映画にみるグローバル化時代の社会問題(その1):〈移動民〉と〈共に生きる〉 13.映画にみるグローバル化時代の社会問題(その2):若者と格差社会 14.映画にみるグローバル化時代の社会問題(その3):観光と環境問題
15.まとめ:グローバル化時代の社会問題ーーグローカル化する私たちの生活世界ーー(※期末レポートに基づいたグループ・ディスカッション) |
|
|
評価方法 (基準等) | | 授業中に行う小課題、期末レポート、そして受講態度の3要素すべてを必須とし、かつそれらを総合的に評価します。(秋学期は期末試験を行いません。)
評価配分:①受講態度(15%)、②小課題(45%)、③期末レポート(40%)
※②小課題:毎授業時のコメントシート ※③期末レポート:課題として挙げる映画について、教科書を参照しつつ、ご自分の考えをA4x2枚程度で論じていただくもの |
|
|
授業外の学修 (予習・復習) | | 本授業に積極的に参加するとともに、皆さんの日常生活やさらに広い世界が抱える諸問題について常にアンテナを張っておき、日々想像力を馳せるよう心掛けてください!
1)授業でとりあげたキーワードについて、教科書や配布資料等を活用し、さらに知識を深めるようにしてください。
2)またそれらのキーワードが、皆さんの身の回り(テレビ等のメディアや、ご友人やご家族との日常会話等)で、どのように使われているのか/認識されているのか、という点に興味を持つようにしてください。 |
|
|
教科書・ 参考書 | | 教科書: 西原和久・油井清光編著(2010)『現代人の社会学・入門 ―― グローバル化時代の生活世界』 有斐閣 |
|
|
参照URL | | |
|
質疑応答 | | 質問等がある場合は、授業の前後に応答しますので、気軽に声を掛けてください! |
|
|
備考 | | <履修する際の留意点>
①社会学Ⅰ(春学期・水曜2限)で学んだ内容を前提に進めますので、通年で履修するようにしてください。
②やむを得ない理由で欠席した場合(就活・病気・忌引・その他)は、教務課にて欠席届を発行していただき、欠席した次の回の授業にて提出してください。
③交通機関の遅延等やむを得ない場合を除き、20分以上遅刻して入室した場合は欠席とみなします。 |
|
|
画像 | | |
|
ファイル | | |
|
更新日付 | | 2016/02/23 00:13:01 |