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科目のねらい | | 本講義は,法律をはじめて学ぶ学生を対象に、主として私法分野における法律学の基本的な考え方を理解していただくことを目的とします。 私たちの市民生活は法律と密接に関係しています。法律学の考え方を身につけることにより、皆さんが生活を送る上で直面するであろう様々な問題に対し、自ら考え対処する能力を養っていただきたいと思います。 講義を通して、生活の中のルールを見直してみよう。 さあ、諸君の身近な親族法から始めていこう。 |
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到達目標 | | 単位修得のための丸暗記でなく、法律を活用していく力の養成を目標とする。 講義の中で、基本的な判例をいくつかコピーして配付する。それらの判例を読み解き、今後の問題点を一緒に考えていく作業を項目終了ごとに行う。 そうした作業により、六法を片手に、現実の問題にも法的解決の説明ができるようになっていくだろう。同時に法律のおもしろさや難しさを実感してもらうことになろう。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1 オリエンテーション・民法とは? 2 婚姻法ⅰ 法律婚と事実婚 3 婚姻法ⅱ 離婚制度 4 (事例研究) 有責主義離婚から無責主義(破綻主義)へ 5 親子の法ⅰ 親と子の権利・義務 嫡出子と非嫡出子 6 親子の法ⅱ 養子制度 7 (事例研究) 代理母契約による親子関係は?性同一性障害の父? 8 (家族問題を考える)児童虐待防止法の内容と今後のゆくえ 裁判で養育費の未払い請求をしてみよう 9 相続法ⅰ 法定相続 10 相続法ⅱ 遺言 11 小レポート実施 12 私的自治の原則と契約の成立・効果(もし、オレオレ詐欺にあったら?) 13 労働条件を法律で定めるのは何故? 14 代理制度 無権代理と表見代理 15 損害賠償を請求しよう(不法行為とPL法) |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験期間に筆記試験を実施する。 他に講義時間中にレポートを行う。 講義への参画の度合いも考慮する。 (定期試験60%・小レポート30%・参画度10%を目安とする) |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 講義で扱う内容は新聞やニュースで日々報道されている内容と深く関係しています。
いつ、どんな出来事が起こってどのような問題が生じたのか、それについて自分は何を感じたのかと、日々問題意識を持つことが、憲法に取り組むきっかけになります。 興味を感じたら、直ぐに参考書等を利用して、関係項目に目を通し、自分なりにまとめる習慣をつけましょう。 |
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教科書・ 参考書 | | テキスト指定として、『法学六法’16』 信山社 1,000円 参考書として、田中・大野編 『法学入門』 成文堂 1,800円を指定する。 その他、必要に応じてプリントを配付する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 短時間で対応できる質問は講義の前後で受け付ける。時間のかかる場合は調整をしましょう。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/26 16:13:37 |