開講年度2016
科目名文学Ⅱ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者西原 一幸
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
《副題》対照日本語学
科目のねらい
世界の言語が用いている文字について考える。
到達目標
授業の概要(目標)  
 日本語は平仮名、カタカナ、漢字、ローマ字、漢数字、アラビア数字などを用いて多様な表記法をとる。このような表記法を持つ言語は世界に類がない。この講義は、日本語の著しい特徴である多様な文字表記法に焦点をあてて解説する。
 講義は以下に示す順序で実施する。しかし話題によっては順序が前後することがある。また一回の講義で一回分が終了するとは限らない。
授業の内容・
計画
第1回 「文字は音声の影であるというのは本当か」
文化・文明において果たした文字の役割
第2回 ラテンアルファベットの誕生(フェニキア文字がローマ字になるまで)
第3回 「古代文字の末裔と民族文字」西夏文字・ローマ字・キリル文字・ブラーフミー文字
第4回 古代文字、漢字の始まり
第5回 秦の始皇帝と漢字の実用化
第6回 「漢字、現代にまで命ながらえた古代文字」漢字の原理
第7回 「現代の漢字」始皇帝の文字改革と楷書の秘密
第8回 書体が変化する理由(篆書から、隷書、行書、草書、楷書へ)
第9回 科挙と漢字(試験に出題された楷書、楷書のもっている本当の意味)
第10回「最も合理的な人工文字、ハングル」ハングルの仕組みと 『訓民正音』・世宗大王 
第11回「文字の倭国(日本)上陸」初めて文字を知った5世紀末の日本、
第12回「男が女に恋文を書く時」かなを使った口頭語の固定
第13回「『古今集』はなぜ仮名書きか」かな序文に漢文序文が併記されているわけ
第14回「日本語が文字言語を獲得した時」漢字仮名交じり文の意味
第15回 まとめ
第16回試験(マークシート方式50問)
評価方法
(基準等)
評価方法(基準等)
 「普通の社員方式」で評価する(皆さんが就職したとします。その時、普通の社員として普通のことができれば満額給与がもらえます、つまり満点)
 基本 出張した社員が出張先で聞いてきたことをきちんと課長に報告できるかどうかで評価する(完全な客観テスト。授業で聞いた内容をマークシート方式で課長に報告してもらいます)。普通の社員とは60%以上を報告できる社員です。客観テストの点数を基本として、授業態度も加味する。
授業外の学修
(予習・復習)
日頃から、日本語についてよく観察・考察しておくこと。
教科書・
参考書
教科書は使用しない。プリントを配布する。
参照URL
質疑応答
授業の前後に非常勤講師室に来ること。
備考
居眠りは厳禁する。
画像
ファイル
更新日付2016/02/13 13:23:30