開講年度2016
科目名教養セミナーⅡ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者岡田 千昭
単位数1
曜日・時限秋学期 水曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
昭和戦時下の意識
科目のねらい
戦時下の若者達の意識や行動を彼らの手記や映像資料を通して追究してみたい。特に、自由に学問がしたい。平和な時代に学生生活を送りたい。あれを思い、これを考えて思いわづらい、身もだえする戦没学徒の苦悩や戦争体験者の極限状態の軌跡を味読体認してみたい。
到達目標
1.史学概論の基礎を学び、事実・真実・真理の概念の違いを修得する。
2.客観的かつ公正な史料に基づいて、歴史の事実に関する理解を得るようにする。
3.これらを歴史叙述として文章化することを目指している。
4.究極の目標は、人間の尊重と科学的な探究の精神に基づいて、社会と人間に関する基本的な問
 題についての認識を深め、広い視野に立って、現代社会に対する判断力の基礎と人間の生き方に
 ついて、自ら考え行動する能力を養うことを企図している。
授業の内容・
計画
授業は、配布資料と映像資料を併用し、それらの分析と討論を交える方式をとる。
1.序
2.総力戦とは何か
3.海軍記録映画の解析
4.陸軍記録映画の解析
5.戦時下青年達の手記
6.戦場からの生還者達の証言
7.果てない消耗戦
8.許されざる帰還
9.硫黄島玉砕戦
10.戦争とメディア
11.大本営情報参謀の手記
12.本土空襲と海上封鎖
13.戦争論を考える
14.レポートの書き方・仕上げ
15.総括
評価方法
(基準等)
レポート試験(90%)、授業態度(10%)で評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
予習に重点を置き、あらかじめ指示した文献を熟読玩味し、ポイントを把握してから授業に臨むこと。
復習は、重要文献の理解や史料の解釈の仕方を体認すること。
教科書・
参考書
授業は配布資料と映像資料を活用する。
参考文献として、『大学で学ぶために』を配布する予定。
参照URL
質疑応答
授業内容に関する質問は、講義教室及びオフィスアワーの研究室にて受け付ける。
備考
方針 自分で考え、行動し、アクティブ・ラーナーになること。
オフィス・アワー   水曜日 17:00~17:40
             金曜日 15:20~16:40
画像
ファイル
更新日付2016/02/06 14:38:45