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科目のねらい | | 近年、宗教が色々と世間を騒がせている。このような社会において、宗教に対する曖昧な理解や、偏った知識は、我々の生活に直接かかわってくる問題である。本講義は、宗教に対する広く客観的な知識を習得し、「建学の精神」がどのような宗教史的背景や意味を持つかということを明らかにしようとするものである。 宗教学Iでは、古代の宗教や、キリスト教やイスラム教などといった世界宗教の歴史や特性を概観する。そして、宗教の相違が、世界各地で頻発する紛争の原因のひとつになっていることを取り上げ、現代社会における宗教の役割や意味について考察していきたい。 宗教学IIでは同じく世界宗教である仏教の歴史を概観する。次いで、禅が仏教の中でどのような位置にあるのかということを紹介する。そして、禅や仏教が、現代社会においてどのような意味を持つのか考察することにより、「建学の精神」の意義を考えていく。 *「宗教学」の授業は「建学の精神」に基づく、宗教人間教育の一環として実施される、本学独自の必修科目です。 |
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到達目標 | | 各自が自己を見直すような機会になることを希望したい。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.ブッダと仏教思想~仏教興起の背景 2.ブッダと仏教思想~ゴータマ・ブッダ 3.ブッダと仏教思想~釈尊の教説と仏教教団の形成 4.インド仏教史 5.中国仏教 6.日本仏教 7.インド・中国・日本における禅の展開 8.近代欧米社会と禅 9.中国禅宗の歴史と思想 10.日本禅宗の歴史と思想 11.日本人の宗教観・神と仏 12.禅と日本文化 13.年中行事としての仏教 14.現代社会の諸問題と仏教 15.まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験80点・毎回の講義における小テストまたは提出物20点、合計100点を基本とする。6回以上欠席した場合は失格とする。定期試験において、参考資料等の持ち込みは不可。 *初回の講義より出席を取ります。例外は認めませんので、特に再履修の学生は注意して下さい。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習は特に必要有りませんが、宗教関連のニュース等に目を通すことにより理解が深まると思います。また、講義の最初に前回の復習をしますので、遅刻しないようにして下さい。 |
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教科書・ 参考書 | | 愛知学院大学宗教研究会編『宗教と人間 -真(まこと)の生き方を求めて-』(大東出版社 2002年 952円) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 講義時間を有効活用するため、講義中の質疑応答は基本的には認めません。 質問等は講義終了時に提出してもらい、次回の講義の際に回答します。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/15 15:24:56 |