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科目のねらい | | 組織論は、大きく2つの分野に区分できる。私的な企業と公的な政府という組織である。企業については、経営学や経営管理論で学ぶことになるが、政府という組織については学ぶ機会は意外に少ない。本講義では、政府という組織のなかの一つ、私たちのもっとも身近にある政府=地方自治体について、その組織と管理について論じることにしたい。 |
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到達目標 | | 地方自治体という私たちの生活にもっとも身近にある組織に関心を向けること、そして、それがこの社会に、なぜ必要なのかについて、真正面から考えてみたい。 この講義を聞いて、地方公務員になろう、あるいはそれに関連した公共の仕事に関心を向け、就職しようという学生が少しでも多くなることが、本講の究極の目標である。 |
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授業の内容・ 計画 | | 地方自治体という組織は、私たちの日常生活と深く関わっている。極端をいえば、貧乏になれば、生活保護世帯にならざるを得ないが、それを決めるのは地方自治体(福祉事務所)である。普通でいえば、住民票の管理は最も基礎的なサービスであるが、運動場やプール、図書館や公民館などを、私たちは利用している。だれもの身近にあるのが地方自治体である。 以下のようなスケジュールで行う。 第1講 公共とは何か 第2講 ガバナンス 第3講 公共サービス 第4講 地方自治体の組織と環境 第5講 NPM(新しい行政経営) 概要と批判 第6講 行政サービスと意思決定 第7講 市民と行政 第8講 人的資源管理論 第10講 要約と今後の課題 なお3回ほどの小テストを実施。講義終了時に確認テストを行うこともある 小テストや確認テストの結果によって、補講をすることがある。 なお、パワーポイントによって行うので、事前にハードコピーを持参すること。それをノート代わりに使うとよい。 |
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評価方法 (基準等) | | 3回の小テストでそれぞれ10点、合わせて30点。期末テストは70点満点で、合わせて100点。また宿題を出すこともある。理解の程度を確認したいので。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 新聞記事などを素材にすることが多いので、毎朝、新聞を読んできてほしい。 また、宿題を出すことがあり、確認テストなどによって、講義ごとの論点を明確にしたいので、 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書:田尾雅夫「公共マネジメント」有斐閣 近刊の予定。 それまでは「公共経営論」木鐸社、「市民参加の行政学」法律文化社などを読んでおいてほしい。 ほかに、参考図書を指定することがあるが、講義中に必要に応じてであるので、現時点では不明。 ハードコピーは絶対持参のこと。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 講義の終了後、質問を受けることにしたい。 また、水曜日、木曜日、金曜日の午後一時前後は必ず研究室にいるので、質問などがあれば来室されたい。 |
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備考 | | 経営学の基礎知識は当然必要であるが、関心があれば、行政学や行政管理論、地方自治論などのテキストを読んでおいてほしい。 |
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更新日付 | | 2016/02/23 16:58:22 |