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科目のねらい | | 財政学は実際的な科目です。財政にかかわる制度的仕組みを理解し,その問題点を経済学的アプローチで分析します。これによって,論理的思考力や問題解決力が身につきます。 |
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到達目標 | | 財政学(Public Finance)とは,政府(=国と地方公共団体)の経済活動を分析する領域です。政府は国民から税金を徴収して,それを教育,社会保障,公共事業など,さまざまな財政支出に充てています。しかし,財政支出の総額は税収よりも大きく,その差額は国民に対する借金となる公債を発行してまかなっています。これが財政赤字の問題です。財政赤字は借金であるため,その返済は増税として将来世代に求められます。これを世代間の不公平と呼びます。本講義では,予算などの基本的な財政の仕組みを制度的に学ぶとともに,財政赤字の要因,世代間の不公平,および財政赤字の削減策を検討します。これによって国民が支払った税金がどのように使用されるのか,また政府支出の構造が理解できます。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.経済活動と政府 2.財政の役割 3.財政と法律 4.予算制度 5.財政投融資 6.地方財政制度 7.財政赤字の累増 8.財政赤字の構造的要因 9.財政赤字の問題点 10.欧州の財政危機問題 11.財政赤字の削減策 12.政府支出の経済理論 13.政府支出の拡大要因 14.政府支出の構造 15.総括 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習については,テキストを一読して不明な点をチェックする程度でよいでしょう。 復習については,授業時のメモと配布資料にもとづき専用ノートを作ってください。 |
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教科書・ 参考書 | | 林宜嗣『基礎コース 財政学(第3版)』新世社,2011年,2,350円。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2016/02/10 22:40:46 |