サブタイトル | | |
|
科目のねらい | | 本講義では、一国の経済活動について分析するマクロ経済学において、その基礎となる次の3つの項目を学びます。 1.経済指標、2.財市場、3.貨幣市場 パート1の経済指標では、主要なマクロ経済指標である、GDPやGNI、三面等価の原則といった国民経済計算の諸概念と、GDPデフレーターや消費者物価指数の計算方法、産業連関分析を学びます。 パート2の財市場では、パート1で学んだ三面等価jの原則から、一国の総需要と総供給についてGDPの関数として捉え、均衡GDPの決定や、乗数効果、財政政策の効果について学びます。また、消費関数論争から消費の三大仮説について学び、投資の決定について学習します。 パート3の貨幣市場では、貨幣の機能や定義、信用創造メカニズムや貨幣場数について学んだのち、日本銀行の役割や金融政策の手段とその歴史的変遷、最近の金融政策について学びます。また債権価格の決定や貨幣需要関数、均衡利子率の決定について学びます。 |
|
|
到達目標 | | 1.経済指標 与えられたデータからGDPの大きさや、物価指数の大きさを計算できるようになることを目標とします。 2.財市場 財市場のマクロモデルを用いて、GDPの計算や、財政政策の効果について政府支出乗数や租税場数を用いた計算、デフレ・ギャップ、GDPギャップの計算ができることを目標とします。 3.貨幣市場 信用創造の計算、貨幣場数の計算、金融政策の手段について理解していることを目標とします。 |
|
|
授業の内容・ 計画 | | 1.イントロダクション 2.経済指標(1) GDPの諸概念 3.経済指標(2) 三面等価の原則 4.経済指標(3) 物価指数 5.経済指標(4) 産業連関表 6.財市場(1) 均衡GDPの決定 7.財市場(2) 乗数効果 8.財市場(3) 政府の導入、財政政策 9.財市場(4) 乗数の応用 10.財市場(5) インフレギャップ・デフレギャップ 11.貨幣市場(1) 貨幣の定義、信用創造 12.貨幣市場(2) 貨幣乗数、金利政策 13.貨幣市場(3) 金融政策 14.貨幣市場(4) 債権価格の決定 15.まとめ |
|
|
評価方法 (基準等) | | 試験100% 原則試験にて評価しますが、受講態度などを考慮することもあります。 |
|
|
授業外の学修 (予習・復習) | | 講義ノートをしっかりとって、その内容を復習するようにしてください。 |
|
|
教科書・ 参考書 | | テキスト:指定なし 参考文献: 多和田眞・近藤健児著、『経済学のエッセンス100』(第2版)、、中央経済社、\2,600+税 家森信善著、『基礎からわかるマクロ経済学』(第3版)、中央経済社、\2,000+税 |
|
|
参照URL | | |
|
質疑応答 | | |
|
備考 | | 数学は極力用いないようにして講義しますが、関数とグラフについての知識があると望ましいです。 |
|
|
画像 | | |
|
ファイル | | |
|
更新日付 | | 2016/01/20 16:01:46 |