サブタイトル | | 資本市場との関わり方と資産運用における自己責任原則を実務のスペシャリストから学ぶ |
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科目のねらい | | 本講座では、商学部3年生に向けて実務経験が豊富な野村證券のスタッフにより資本市場の基礎概念と投資の考え方など証券市場・証券経済に関する講義をおこなうことにより、商学特論として標準的な証券及び証券市場の応用レベルの考え方や知識を修得することをねらいとします。 |
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到達目標 | | 資産運用に関する基礎知識を理解するとともに、自己責任時代に必要な投資の心構えを身に付けて現実の諸問題に対して考察し基礎的事項を修得するために、自ら図書館およびインターネットなどを利用し調査して取りまとめることができるようになることを目標とします。 |
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授業の内容・ 計画 | | 授業内容 テーマ:資本市場の役割と証券投資 「貯蓄から投資へ」という言葉が示唆するように、今日では一般生活者の資産運用手段が多様化しています。そのため、学生諸君は社会へ出ると、銀行やゆうちょ銀行、協同組織金融機関等への預貯金による資産運用に加え、公社債、投資信託、株式、その他の商品への投資といった選択肢に直面することになります。このことを、ただ単に投資の自由度が広がることと解釈するのは必ずしも適切ではありません。むしろ、投資する商品の選択コストや資産保有のリスクへの管理・対応、損失発生時の対応等における自己責任が従前以上に強く求められるようになることに注意を払う必要があります。 授業は、①講師による講義 → ②質疑応答 → ③ミニ・レポートの作成 という構成です。 主な項目概要は、次の通りです。 ①4月6日(水) 「ガイダンス」 ②4月13日(水) 「ライフプランニングとNISA」 ③4月20日(水) 「経済情報事始め」 ④4月27日(水) 「金融の仕組み」 ⑤5月11日(水) 「債券入門Ⅰ」 ⑥5月18日(水) 「債券入門Ⅱ」 ⑦5月25日(水) 「株式入門」 ⑧6月1日(水) 「投資信託入門」 ⑨6月8日(水) 「リスク&リターン」 ⑩6月15日(水) 「ポートフォリオの考え方」 ⑪6月22日(水) 「外国為替のいろは」 ⑫6月29日(水) 「グローバル化する世界と資本市場の果たす役割」 ⑬7月6日(水) 「投資家心理を学ぶ」 ⑭7月13日(水) 「これからの成長産業」 ⑮7月20日(水) 「総括:Q&A」
なお、期末試験は、定期試験期間中に行う。 |
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評価方法 (基準等) | | 毎回提出するミニ・レポート(60%)および期末試験(40%)によって評価します。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | |
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教科書・ 参考書 | | 必要に応じて教材を配布します。 参考文献としては、野村證券投資情報部編『証券投資の基礎』丸善 などがあります。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 本講座の受講に際しては、少なくとも金融論A・Bのいずれかを履修済みか、それと同等の知識を有していることが望ましい。 本講座は、本学商学部生が、外部から評価される機会にもなります。したがって、大人としての常識的な受講態度を望みます。 なお、講座の都合により項目概要・順序等を一部調整変更することがあります。 |
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更新日付 | | 2016/02/03 11:58:45 |