サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 交流分析は、自分自身の能力に気づき、それを伸ばして可能性を広げることを目的とする心理学です。そもそも、フロイトの創始した精神分析がもとになっています。ですが交流分析は、簡潔で、難しい用語があまりなく、多くの人が理解しやすいという特色があります。パーソナリティ理論や、コミュニケーション理論などを含む心理療法の一つになります。それらをとおして、個人の性格や、コミュニケーションのあり方などについて振り返り、「今、ここの自分」を大切にしながら「自らが主体的に、自らを変えていく」お手伝いができればと思っています。 講義の流れとして、前半に座学を行い、後半に少人数のグループワークと発表を行う形を中心とします。座学だけに終わらないために、人によっては心理的抵抗感がある場合もあるので、その点も注意して選択してください。 |
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到達目標 | | ①精神医学者エリック・バーン(Berne,E.)の基本的な交流分析の理論を理解すること。 ②自己理解・他者理解への気づきが得られる。 ③より良いコミュニケーションへの気づきが得られる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. オリエンテーションと交流分析とは 2. 構造分析(1) 私の心はどんな状態? 3. 構造分析(2) 私の心を分けて考える 4. 構造分析(3) 私の心とエゴグラム 5. 私やあなたは、OKな存在?Not,OKな存在?・・・人生の構え 6. 交流パターン分析(1) スムーズな交流 7. 交流パターン分析(2) ゆきちがいの交流 8. 交流パターン分析(3) ウラのある交流 9. 「私は、あなたがそこにいるのを気づいていますよ」・・・ストローク 10. 無意識に自分の時間をプログラム・・・時間の構造化 11. ゲーム分析(1) 楽しくないゲームとは 12. ゲーム分析(2) ディスカウントとラケット 13. 脚本分析(1) 脚本とは 14. 脚本分析(2) 禁止令とドライバー 15. まとめと試験対策講座 |
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評価方法 (基準等) | | レポート70点(14回×5点)と、定期試験30点の、合計100点で評価します。 欠席・遅刻・途中退席は、一回につき10点減点になります。(やむを得ない場合は考慮致します。) |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 14回分のレポート提出があり、次週講義冒頭に回収します。 その際に提出しませんと、点数となりませんので遅刻しないようにしてください。 |
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教科書・ 参考書 | | 「交流分析のすすめ ‐人間関係に悩むあなたへ‐ 」 杉田峰康 著 日本文化科学社 2011 \1400+税 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 毎回の小レポート裏面に質問事項を記入してください。 翌週の講義冒頭にてお答えします。 |
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備考 | | 欠席、遅刻、途中退席を5回しますと、失格(S判定)扱いになり、試験を受けられません。 提出されたレポートの返却はいたしません。 |
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更新日付 | | 2016/02/13 17:24:12 |