開講年度2016
科目名統計学Ⅰ
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
経営学科 2013年度以降入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者南 裕明
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 2時限
キャンパス名城公園キャンパス


サブタイトル
Excelで学ぶ統計入門1
科目のねらい
統計の基礎知識を身につけて表計算ソフトウェアである Excel を使ってデータ解析を行えるようになること.
到達目標
統計学1ではデータを要約して記述するための「記述統計学」を学びます.
まず基本的な Excel の使い方を学び,与えられたデータを表として整理したりグラフで表すことができるようになることを目標にします.
次に平均,分散,劣度といった統計量について学びその特徴や性質を理解することを目指します.
さらに変数同士の関連性を散布図や相関係数を求めることで表すことができるようにします.
変数同士になんらかの関係が見出された場合は回帰分析を行い,回帰式を使った予測や回帰式のあてはまりの良さを表す指標を学んで,それらを Excel を使って求めることができるようになることを目指します.
また課題を通してレポートの書き方について身につけていきます.
授業の内容・
計画
講義ではスライドを使って内容の解説や質疑応答を行い,コンピュータを使って習った内容を実践するという形式で行います.
およその内容とスケジュールは次のようになります.なお受講生の理解度や知識によっては進度を調整することがあります.

1. ガイダンス,教室の利用, Excel の利用
2. Excelの基本的な操作
3. データの抽出と集計1(条件抽出)
4. データの抽出と集計2(集計)
5.データの視覚化1(グラフ)
6.データの視覚化2(ヒストグラム)
7. データの特徴をつかむ1(数学的準備,分布曲線)
8. データの特徴をつかむ2(平均,最頻値,中央値)
9. データの特徴をつかむ3(分散,標準偏差,尖度,歪度)
10.量的データの関連性1(散布図と相関係数)
11.量的データの関連性2(類似度)
12.質的データの関連性1(クロス表)
13. 質的データの関連性2(χ2乗値)
14. 回帰分析と予測
15.まとめ
評価方法
(基準等)
講義中に出す課題やレポートを毎回提出してもらい,その評価の合計によって採点します.
また講義中の質疑応答や受講態度によっても評価されます.
ただ講義に出席しているだけでは評価されません.統計の知識や技能をきちんと身につけましょう.
授業外の学修
(予習・復習)
予習や復習では自宅のPCや自由利用教室のPCを利用して Excel の使い方に慣れておきましょう.
予習として教科書や講義資料をあらかじめ読んで,Excel で操作して内容を把握しておきましょう.
復習として講義資料や教科書を読み直して内容を理解して Excel で実行してみましょう.
講義で触れることのできなかった教科書の内容や演習問題を実行することを強く推奨します.
教科書・
参考書
【教科書】中村永友・山田智哉・金明哲「Excelで学ぶ統計・データ解析入門」丸善出版
ISBN978-4-621-08297-3
参照URL
質疑応答
質問はなるべく講義時間内に行いましょう.講義時間外の質問は講義の前後にすること.
備考
USBメモリ(USBフラッシュドライブ)を持参すること.
正当な理由のない遅刻や無断退席を行った場合は欠席として扱います.
講義中の私語や携帯電話機器等の操作は禁止します.

なんらかの事情で欠席しても講義資料や教科書を読んで自習し,休んだ時に出された課題を提出すること. 公休であっても課題を提出しないと評価されません.
画像
ファイル
更新日付2016/02/10 10:52:42