開講年度2016
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
生物物理学
科目ナンバー
開講学科医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年3年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 月曜日 2時限 204
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
生体は物質から成り立っており、生命は膨大な物理現象の蓄積によって維持されている。生体には階層構造があり、生体高分子、細胞、組織、器官から個体が形作られている。生物物理学は、各階層における生命現象を物理学的側面から理解し、 その階層をつなぐ原理を見いだそうとするものである。本講義では、生物物理学の研究成果から、その研究手法の基本的な原理を学ぶ。また、薬学研究に必要な英語力を養うために、英語による知識の修得ができるようになる。
授業の到達目標
準備学習(予習・復習など)
授業計画
授業の内容SBOコード
1生物物理学とは
生物物理学の概念を理解する。
C3-1
2光学顕微鏡による細胞応答の検出
光学顕微鏡を用いた細胞応答の検出原理を説明できる。
C2-3
3細胞内情報伝達(一部英語)
タンパク質のリン酸化やセカンドメッセンジャーを介する細胞内情報伝達について説明できる。
C9-5
4細胞内タンパク質の核移行と核排出
タンパク質の核膜孔の透過機構とその検出法について説明できる。
C8-2
5タンパク質の検出法1(一部英語)
SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動の原理と応用について説明できる。
C2-3
6タンパク質の検出法2(一部英語)
モノクローナル抗体の作製法の原理と応用について説明できる。
C10-2
7タンパク質の検出法3(一部英語)
抗体を用いたタンパク質の検出法について説明できる。
C2-3, C10-2
8タンパク質の検出法4(一部英語)
遺伝子の調製とPCR法について説明できる。
C9-6
9タンパク質の検出法5(一部英語)
DNAシークエンスの原理を説明できる。
C9-6
10タンパク質の検出法6(一部英語)
レポータータンパク質を用いたタンパク質の検出法を説明できる。
C9-6
11細胞間コミュニケーション
生体の細胞間相互作用について説明できる。
C8-2
12マスト細胞の活性化とアレルギー(一部英語)
マスト細胞の活性化からアレルギーの発症に至るしくみを説明できる。
C10-2
13血糖値調節の分子機構(一部英語)
膵島細胞による血糖値の調節機構を説明できる。
C8-3
授業の方法・方略
一部に英語の視聴覚教材を取り入れ、英語を聞きとって、内容を理解できるように導く。
成績評価及び
フィードバック方法
レポート(60%)、定期試験(40%)
教科書
配布プリント(教科書はなし)。
参考書:細胞の分子生物学第5版(ニュートンプレス)、コンパス分析化学(南江堂)、ストライヤー生化学第7版(東京化学同人)
参考書
オフィスアワー
参照ホーム
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更新日付2016/02/24 18:19:48