サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 史料を読解し、辞書で調べ、レジュメを作成し、報告する。これにより、中世文書になじみ、、辞書や参考文献の調べ方を学び、歴史学の研究法を身につける。また、プレゼンテーションの能力を高める。 |
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到達目標 | | 自分で調べ、レジュメをつくり、発表することで、自分で学ぶ力をつけよう。 今回、あつかう史料の時代背景は、以下の通りである。興味をもって、学んでいこう。 【春学期】 天文元(1532)年から同5(1536)年までの三河国の松平氏や戸田・安藤氏らのあり方を検討する。松平氏は安城松平氏とそれ以外の一族と菩提寺の大樹寺等の関係、また、本願寺と三河門徒武士とのかかわることがらが多い。後の三河一向一揆との関係を考える材料となる。 【秋学期】 永禄11(1568)年の文書・記録を読む。この年、織田信長は足利義昭を越前国から迎え上洛する。しかし、信長やその家臣は妻子を尾張や岐阜に残しており、信長は美濃・尾張を統合して支配する方式をとっていた。一方、三河では徳川家康が、駿河の今川氏真の勢力が衰えるなかで、遠江・駿河への侵攻を開始し浜松城へ入った。 |
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授業の内容・ 計画 | | 【春学期】 A、スケジュール 1、ガイダンス(「戦国期の東海地域と今川氏」、レジュメの作成方法) 2、発表・検討 3、 上同 4、 上同 5、 上同 6、 上同 7、 上同 8、 上同 9、 上同 10、 上同 11、 上同 12、 上同 13、 上同 14、 上同 15、発表・検討とまとめ B、史料 『愛知県史 資料編10 中世3』
【秋学期】 A、スケジュール 1、ガイダンス(織田・松平氏と尾三国衆、レジュメ作成の方法) 2、発表・検討 3、 上同 4、 上同 5、 上同 6、 上同 7、 上同 8、 上同 9、 上同 10、 上同 11、 上同 12、 上同 13、 上同 14、 上同 15、発表・検討とまとめ2~15、発表・検討 B、史料 『愛知県史 資料編11 織豊1』 |
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評価方法 (基準等) | | 発表50%、レポート50%。担当者は、毎回、レジュメを作成し口頭で発表する。前後期ともにレポ-トを提出する(手書き、400字10枚、末尾に参考文献目録を添付する)。なお、事情により発表の日に報告できない場合は、ゼミの他の人と担当をかわること。無断欠席は厳禁。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 【春学期の参考文献】 新行紀一『一向一揆の基礎構造』(1975年) 平野明夫『三河松平一族』(2002年) 久保田昌希『戦国大名今川氏と領国支配』(2005年) 大久保俊明『戦国期今川氏の領域と支配』(2008年) 【秋学期】 堀新『信長公記を読む』(2009年) 三鬼清一郎『織豊期の国家と秩序』(2012年) 神田千里『織田信長』(2014年) |
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教科書・ 参考書 | | テキストは、学期初めにコピーを配布する。上記以外の参考文献は、授業時間において示す。また、受講者自身で資料を探すのも大事である。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 高校時代に使った国語辞書・古語辞書・電子辞書を毎回持参する。 |
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更新日付 | | 2016/01/28 16:40:17 |