開講年度2016
科目名知的障害児指導法
(全)開講学科心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者八田 純子
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
知的障害を持つ子どもたちへの支援を考える
科目のねらい
知的障害児の心理的・行動的特性について学び、それらの子どもの指導に関わる基礎的な知識を習得することを目的とします。子ども一人ひとりの特徴に合わせた指導や、子どもたちの自立・社会参加を目指した教育について考えることにより、特別支援教育に携わる者としての基本的な心構えを身に付けます。
到達目標
知的障害児の心理的・行動的特性について理解することができる。また、障害のある子どもたちへの具体的な指導方法を知り、実践することができる。
授業の内容・
計画
1. 知的障害の定義と概念
2. 知的障害児(者)が抱える問題と現状
3. 知的障害の生物学的理解
4. 知的障害の心理と行動特性の理解(1)―知覚・認知・思考
5. 知的障害の心理と行動特性の理解(2)―記憶・注意
6. 知的障害の心理と行動特性の理解(3)―言語・学習
7. 知的障害の心理と行動特性の理解(4)―運動発達
8. 知的障害の心理と行動特性の理解(5)―社会的自立,パーソナリティ
9. 知的障害児への指導の実際(1)―関わり方の基礎
10. 知的障害児への指導の実際(2)―学習支援①
11. 知的障害児への指導の実際(3)―学習支援②
12. 知的障害児への指導の実際(4)―遊びの展開
13. 知的障害児への指導の実際(5)―コミュニケーション発達の支援
14. 知的障害児への指導の実際(6)―問題行動への介入
15. まとめ
評価方法
(基準等)
受講態度(30%)、討論への参加度(30%)、小テストおよび期末レポートの内容(40%)によって評価します。
授業外の学修
(予習・復習)
子どもと直接に触れ合える活動に積極的に参加してください。実際に子どもと関わる経験を積み重ねていくことが予習・復習となります。
教科書・
参考書
【テキスト】
特に指定せず、毎回必要な資料を配布します。
【参考文献】
名古屋恒彦 編 『基礎から学ぶ知的障害教育』 日本文化科学社 2010.6  
鶴田一郎 著 『知的発達障害の心理・教育・福祉』 ふくろう出版 2004.6
小池敏英・北島善夫 著 『知的障害の心理学』 北大路書房 2001.4
参照URL
質疑応答
オフィスアワー以外の時間でも質問にお答えできることがありますので、まずはメールにて連絡を下さい。
備考
知的障害児の心理的・行動的特性の秋学期の知的障害者教育論とあわせて履修すると理解が深まり、特別支援教育に携わる者としての素養を身に付けることに役立ちます。
画像
ファイル
更新日付2016/02/05 10:34:12