開講年度2016
科目名教育相談
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者坂本 真也
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 1時限
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
スクールカウンセリングと児童・生徒理解
科目のねらい
現在,学校現場ではいじめ,不登校,非行そして発達障害など多くの問題に直面している。また,児童・生徒だけではなくその保護者や教師への援助も教育相談では必要とされている。本講義では,学校で直面するさまざまな問題に対する理解とその対応について理論や方法論だけでなく,事例も含め学校臨床心理学(スクールカウンセリング)の視点から学習することを主要なテーマとする。
到達目標
目標として,教育相談のあり方や特徴を学習し,学校現場が抱える問題の背後にある児童・生徒の心理,発達,教師―児童・生徒関係について理解し,教育相談における態度を学ぶ。さらに,児童・生徒や保護者への相談方法の技能やスクールカウンセラーや教師・保護者との連携による効果的な教育相談に関する知識の習得も目指していく。
授業の内容・
計画
授業方法として,配布資料を中心に講義を進め,実際に学校現場で抱える問題について体験的に理解できるように事例を通してディスカッションも行っていく。また,カウンセリング実習も行い,相談のあり方について考え,意見を交換していく。

1.教育相談とは(オリエンテーション) 2.教育相談の歴史的背景 3.児童・生徒の心理・発達Ⅰ 4.児童・生徒の心理・発達Ⅱ 5.教師―児童・生徒の人間関係 6.児童生徒への相談 7.ケースディスカッションⅠ(不登校・いじめ) 8.保護者への相談 9.ケースディスカッションⅡ(発達障害) 10.カウンセリングの理論Ⅰ 11.カウンセリングの理論Ⅱ 12.カウンセリングの技法 13.カウンセリング実習 14.スクールカウンセラー・教師・保護者による連携 15.これまでのまとめとディスカッションⅢ(連携)
評価方法
(基準等)
定期試験は行わない。授業内で課されるレポート(70%)と授業への取り組み(態度・参加度,30%)を総合して,評価を行う。
授業外の学修
(予習・復習)
配布される資料や講義の内容について熟読し,復習することが望まれる。また,予習としては,現在学校現場の抱える問題について参考文献に挙げた文献を参照するとより理解が深まると考えられる。さらに,学習について自身で掘り下げて進めたいと考えている人は,授業後に積極的に質問に来てくれると幸いである。
教科書・
参考書
参考文献(いずれも入門書)
川島一夫・勝倉孝治編『臨床心理学からみた生徒指導・教育相談』ブレーン出版
国立大学教育実践研究関連センター協議会教育臨床部会編『学校カウンセリング入門』東洋館出版社
菅佐和子・木之下隆夫編『学校現場に役立つ臨床心理学』日本評論社
参照URL
質疑応答
授業に関する質問や相談等については授業終了後に確認をとってください。質問や相談について時間を作り対応したいと思います。
備考
授業には積極的に参加が望ましい。子どもの心理・発達面,教師との関係,教育相談の方法としてカウンセリングといった多くのテーマの討議を通して効果的な教育相談について自分自身の考えを構築していって欲しい
画像
ファイル
更新日付2016/01/22 18:49:25