開講年度2016
科目名教育方法論
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
開講種別春学期集中
対象学年2年
担当者平山 勉
単位数2
曜日・時限春学期集中 その他 集中
キャンパス日進キャンパス


サブタイトル
 幅広い視野で,「教育(実践・研究)」の「方法」の「論理」を明らかにしていき,よりよい教育を実現するための方法を追究する。
科目のねらい
身近な自己教育・相互教育の実践的な事例を通して「教育方法」の論理を考察することを課題とし,教育実践における個別・具体的な事象に対する教師の「構え」とそれにかかわる「授業」を創造,改善していくプロセスを体得する。
到達目標
マルチメディアやネットワークを含んで情報化された時間・空間において,人間の「在り方・生き方」を自分なりにとらえることができる。
授業の内容・
計画
第1回:教育の成立する場 ~教育は閉じられた学校・教室において,既成の知識・技能,あるいは社会・生活習慣の伝達,再生産のためのものとして機能しているだけではないことを考える。教材としは、黒田先生の「命の授業」を予定している。

第2回:教育・学習の方法原理 ~教室という場所について,情報化と授業の再構築という観点で考える。発問の重要性を「鳥居徹也氏のわが子をニートフリーターにしない方法」の教材で学ぶ。

第3回:授業の仕組みと教師の授業設計(1) ~授業がどのような要素で構成されているかを考える。教師が実際の授業をどのようなことを考えて設計しているかを演習を通して学ぶ。

第4回:授業の仕組みと教師の授業設計(2) ~前時に引き続き、教師が実際の授業をどのようなことを考えて設計しているかを考える。具体的に「[提示] [説明] [指示] [発問] [KR]を映像記録を基に学習する。

第5回:教育メディアと教材・教具 ~教材の意味と役割, 教育メディアの種類,利用形態について考える。具体的には、マルチメディア教材の意義ハリウッドの裏舞台、先輩の自作教材等を通して、意義を学ぶ。

第6回:デジタルカメラ演習(1) ~自分が撮影したデジタルカメラ映像をPhotoshopで加工する演習を行う。

第7回:デジタルカメラ演習(2) ~前時に引き続き、自分が撮影したデジタルカメラ映像をPhotoshopで加工する演習を行う。

第8回:総合的な学習の時間(1) ~総合的な学習の意義をフォルダの文献資料を通して学ぶ。

第9回:総合的な学習の時間(2) ~高等学校の環境教育の実践(社会科アプローチ、理科アプローチ)を通して、環境教育に関して学ぶ。

第10回:総合的な学習の時間(3) ~国際理解教育を学校経営観点から鴇嶺小学校の実践を通して学ぶ。

第11回:総合的な学習の時間(4) ~情報教育の課題について映像資料を基に考える。コンピュータの発達,情報化社会ということについて考える。

第12回:情報伝達演習 ~情報伝達演習を通して,マイクロティーチングの意義を学ぶ。先輩受講生のマルチメディア教材を視聴する。

第13回:総合的な学習の時間(5) ~教師としての先輩の「弥富市たんけん」自作のマルチメディア教材の活用実践(宇野先生・尾崎先生)から、マルチメディア教材の意義及び現場の教師の奮闘を学ぶ。

第14回:総合的な学習の時間(6) ~健康・福祉・ボランティア分野について学習する。「ドラッグ」の教材を使用しての模擬授業及び夜回り先生「水谷修先生のテレビ講演」紹介を通して学ぶ。

第15回:マイクロティーチングを通した授業の検討の実例 ~授業のまとめとして,期末課題の発表及び模擬授業を実施し,授業の評価について考える。
評価方法
(基準等)
 毎回の授業の終わりに小課題に取り組んでもらう。また,授業の後半に,演習的な要素も盛り込む。小課題(20%)、演習(30%)、最終課題(50%)を総合的に評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
授業と連動して、テキストの第1章、第2章の理論編を各自で学修してもらう。第3章以降の実践については、授業と連動して学修し、最終課題の参考として活用する。
教科書・
参考書
〈テキスト〉『今日の授業実践から明日の授業実践を創造する -教育方法学へのいざない』平山勉編著、黎明書房
〈参考文献〉『学ぶ楽しさを生む授業・教師・学校をつくる』酒井宏明他、黎明書房
「授業分析の方法と課題」日比裕他、黎明書房
「学ぶ力を育てる授業づくり」藤岡完治他、ぎょうせい[シリーズ新しい授業を創る第2巻]
参照URL
質疑応答
授業中は、もとより、その前後で適宜、受講生からの質問、相談には応じます。授業以外では、本務校のhirayama@ccalumni.meijo-u.ac.jpに連絡いただければ鋭意対応します。
備考
 自分が今までに受けてきた授業を可能な限り具体的に振り返ってみてください。そして、どのような授業が印象に残っているか考えてみましょう。教師は,学校現場で常に瞬時の判断と具体的な行動が求められます。授業での小課題・演習等を通して,自分だったら,どのような教授行動を選択するかという観点で考えていってほしいと思います。
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ファイル
更新日付2016/02/26 19:53:49