サブタイトル | | 高校公民科の教師としての基本姿勢や、必要とされる知識・技術を学ぶ |
|
|
科目のねらい | | ・公民科の教師として、学校の教育活動にどう寄与するかを考え、そのために必要な知識や教養を身に付けることと、社会人として求められるコミュニケーション能力を、公民科としてどのように育て、習得していくかを学ぶ |
|
|
到達目標 | | ・学習指導要領が求める高校公民科の目標が理解できる ・公民科の各科目の中で、「現代社会」の学習を通じて学ぶべき内容について考え、学習指導案の作成や、模擬授業を通じて授業展開ができる力を身に付ける |
|
|
授業の内容・ 計画 | | 1. 授業の年間計画の説明と、高校公民科の教科としての位置づけについて 中学校社会科の「公民的分野」と、「高校公民科」の目標について考察する 2. 高等学習指導要領「公民科」の目標について 学習指導要領が求める教科目標について学習し、これを理解する 3. 高校公民科の科目構成について 現代社会、倫理、政治経済の各科目が目指す目標について考え、理解する 4. 昨今の中学校や高等学校の現状と、内在する諸問題について 学校現場の現状を、具体的事例を引用しながら考察し、問題解決の方法を模索する 5. 高校公民科授業のあり方について 学校現場の現状と関連付けながら、公民科授業をどのように活かすかを考える 6. 主権者教育について Ⅰ 18歳選挙権について、歴史的推移も含めて考え、高校生の政治参加について考える 7. 主権者教育について Ⅱ 文部科学省が示す主権者教育の趣旨について理解する 8. コミュニケーション能力について Ⅰ 人間関係を構築するために教育現場で用いられている方法を学ぶ 9. コミュニケーション能力について Ⅱ 社会人として求められるコミュニケーション能力について学ぶ 10. アクティブラーニング Ⅰ 各種のアクティブラーニングの手法と技術を学ぶ 11. アクティブラーニング Ⅱ 授業の中で、生徒の活動をいかにして活性化させるかを工夫する 12. 「現代社会」授業について Ⅰ 個々の授業におけるテーマや目標の設定方法を学び、学習指導案を作成する 13. 「現代社会」授業について Ⅱ 学習指導案をもとに、板書や説明などの授業構成を学ぶ 14. 「現代社会」授業について Ⅲ 数人の代表者による模擬授業の実施と、授業後の検討・評価 15. 「現代社会」授業について Ⅳ 数人の代表者による模擬授業の実施と、授業後の検討・評価 |
|
|
評価方法 (基準等) | | 各講義で示される課題や、基本事項確認資料、さらに講義の中で作成する学習指導案の提出を義務づけて評価の対象とする。こうした提出課題の内容を含めた定期試験と、毎回の講義における発言や態度を平常点として加味し、必要に応じて確認テストも評価の対象とする。 |
|
|
授業外の学修 (予習・復習) | | 講義の中で示される課題や基本事項の確認については、予習を必要とする。また、確認テストについては講義の中で指示するが、既習内容の確認学習が必要となる。 |
|
|
教科書・ 参考書 | | 高校で使用した「現代社会」・「政治経済」・「倫理」の教科書を各自で用意することと、可能であれば中学時代に使用した「中学社会・公民的分野」の教科書も用意しておく。 高等学校学習指導要領解説・公民編を用意する。 |
|
|
参照URL | | |
|
質疑応答 | | |
|
備考 | | |
|
画像 | | |
|
ファイル | | |
|
更新日付 | | 2016/03/02 11:07:18 |