サブタイトル | | |
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科目のねらい | | ・歴史的事象に関する専門的知識を深く掘り下げ、その知識を教材化や授業化に役立てることができる。 ・教員として必要な授業実践に関する基礎的な知識とスキルを身に付けることができる。 |
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到達目標 | | ・知識・理解の面では、高等学校地歴科の、歴史教育における基礎理念や目標・内容などを理解し、さらに得意の分野での専門的知識を深める。 ・技能・表現の面では、高等学校地歴科の、歴史分野の模擬授業を行い、実践上の問題点を明らかにする過程で、授業技術のレベルアップと豊かな表現活動を身に付け、よりよい歴史の授業を作り上げる。 前半は歴史教育の現状・課題などを理解して授業づくりの基本的な考えを構築する。後半は色々な観点から教材開発を行い、主体的な学習活動を促す学習指導案を作成し、歴史事象を実証的に考察する模擬授業を行う。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.授業のガイダンスと「歴史教育の進め方」について 2.地歴科の教職を目指して-教育実習の目的と教員選考試験- 3.地歴科の基礎理念と歴史教育の変遷について 4.高等学校学習指導要領「地歴科」に見られる改訂・目標・内容構成など 5.歴史分野の授業づくりと学習指導案の作成 6. 「日本史」の授業に向けて ・目標や単元設定理由の作成など 7. 「日本史」指導の主な流れ ・指導計画や指導過程の作成など 8. 「日本史」の模擬授業実践 ・授業実践とその後の検討、評価など 9. 「世界史」の授業に向けて ・目標や単元設定理由の作成など 10.「世界史」指導の主な流れ ・指導計画や指導過程の作成など 11.「世界史」の模擬授業実践 ・授業実践とその後の検討、評価など 12.「東洋史」の授業に向けて ・目標や単元設定理由の作成など 13.「東洋史」指導の主な流れ ・指導計画や指導過程の作成など 14.「東洋史」の模擬授業実践 ・授業実践とその後の検討、評価など 15.実践から生じた課題と歴史教育の在り方について |
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評価方法 (基準等) | | 1.課題の提出、学習指導案の作成、授業評価表の提出(40%) 2.参加の様子(歴史フォーラムや授業検討会などにおける発言内容 20%) 3.定期試験(講義などで触れた歴史教育の目標や授業づくりなど 40%) などを基に総合的に評価する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | ・毎回の講義で配布する要項か資料に、予習復習を明示する。 ・歴史フォーラムのテーマを予告し、自分の考えをまとめさせたり、授業実践に向けての仮想指導案を書かせたりする。 ・模擬授業実践を基に、新たな課題を発見させ、それぞれ追究させる。 |
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教科書・ 参考書 | | ・特に教科書は指定しないが、毎回の講義で要項と資料を配布する。 ・入門者向きの参考文献 : 高等学校学習指導要領解説 地理歴史編(文部科学省)平成22年版 やや高度で読む価値のある参考文献は、講義の中で適宜紹介する。 ・高校時代使用した歴史の教科書(日本史・世界史)を各自で用意する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | ・オフィスアワー : 水曜日 12:40-13:30 6204室 面談方法。 |
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備考 | | ・新聞やニュース等で報道される歴史的事象をはじめ、広く歴史に関わる事象や人物について興味関心を持って追究する姿勢が望まれる。 ・授業は真剣勝負である。授業を受ける時は、最低のルールとマナーを守ることが求められる。 |
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更新日付 | | 2016/02/05 23:08:26 |